解説
幼くして天涯孤独の身となりグラニット孤児院で育つ。その後、養女の一人としてバロウズ屋敷に引き取られることとなり、メアリーの引率で屋敷を訪れ、そのまま事件に巻き込まれる。
人物
CV:ルミコ・バーンズ(PS) / 西村ちなみ(ラジオドラマ)
幼くして母が蒸発し、産婦人科医だった父親も行方不明となってしまったため、グラニット孤児院で育った。読書と機械類が苦手で身体能力は一般人レベル。
一方で、育ちゆえに精神的にはタフで逆境に強く、いざという時には身長よりも巨大なハサミを持つシザーマンと取っ組み合った末に押し倒したり等の馬鹿力を発揮する他、車も何故か運転できる。
続編「2」では取材目的で近づいてきたノランに対しコケティッシュにあしらいつつ友好的に応じる等、年齢相応の大人びた態度も見せ始めている(ただし、小説版のジェニファー編ではそう簡単に心を許してはおらず、彼との関係性を疑うヘレンに対し「恋愛感情はない」とバッサリ否定している上、物語終盤あたりまでやたらツンツンしている)。
小説版で明かされた設定(ネタバレ)
実はジェニファー自身もまたバロウズ一族の人間の1人である(母方がバロウズ家の出身者)。
その後、バロウズ一族で唯一、邪教信仰に反対した第13代目クェンティン・バロウズの打倒シザーマンの遺志を受け継ぎ、彼が残した魔を祓う青銅の短剣と扉を開く言葉を駆使してシザーマンを追放し、ノラン、ヘレンらと共に生還した。
ただし、これはあくまで複数ある結末のひとつであり、各章の要所要所で挟まれる選択肢の分岐次第では打倒シザーマン叶わず(あるいは打倒を果たすものの)バッドエンドを迎えることになる。
余談
86年度制作のイタリアのホラー映画『フェノミナ』のジェニファー・コルビノを演じた当時14歳のジェニファー・コネリーが彼女のモデルである。
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