諸元
機体名 | ジオグーン(Geo GOOhN) |
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型式番号 | UTA/TE-6P |
概要
ザフトの実験機・グーン地中機動試験評価タイプの制式採用型。
実験機とほぼ酷似しているが細部は異なっている。原型機であるグーンと同様に水中での活用も可能となっている。
ただし、あくまでも地中からの侵攻による奇襲戦を目的とした機体の為、対・モビルスーツ戦は高いとは言えない。
「ロゴスの首魁的存在であるロード・ジブリールの捕獲」を名目としたオーブ侵攻戦「オペレーション・フューリー」で使用された。
実験機と同様に地中から顔出して奇襲をする戦法でM1アストレイ部隊を襲撃し、あっという間に撃墜している。
一方で、「ロゴス打倒」と「ロード・ジブリールの捕獲」の2つの大義名分もあった為か、地中進行によってジブリールの逃亡先であろうあらゆるシェルターへの非人道的な無差別虐殺も展開される事になり、オーブの要人達がいるシェルターにも突撃。ウナト・エマ・セイランとユウナ・ロマ・セイランの母親が死亡するきっかけを作った(ウナトは突撃するジオグーンに直撃し、母親はジオグーンのクローで潰されている)。
しかし、戦況の余裕か戦意高揚でパイロットが調子に乗っていたのか、地上にまで進出してモビルスーツ戦を展開するという設計思想を無視した行動に出る機体もあったが、当然ながら返り討ちに遭っている。
漫画『FREEDOM ASTRAY』では、コロニー・メンデル内部の瓦礫からジョージ・グレンのDNAサンプルを発掘する作業に継続している民間人のディラー・ロッホに貸与されている。『ASTRAY』時点では試作機のグーン地中機動試験評価タイプだったが、『DESTINY』以降の時代もあり制式採用型への更新が行われている。