二人の出会い
地球に無人救急艇(宇宙船)を落として金を巻き上げようとした51世紀生まれの元タイムエージェント現小悪党キャプテン・ジャック・ハークネス(地球人から奪った偽名)がうっかりタイムトラベラーで宇宙を旅する宇宙人『ドクター』と出会い、『誰かを助けること』を知って心を入れ替え、宇宙船を自ら爆弾に乗って処分しようとするもドクターに助けられ、共に旅することになった。
けれど旅の途中で宇宙最悪の種族ダーレクに追い詰められ、ジャックはドクターや仲間のために死ぬことを決意する。今生の別れにドクターに口付け、死地に向かったが、殺されたはずが生き返ってしまった。周りにはダーレクの死体。慌ててドクターを追いかけるも、ドクターに置いていかれてしまう。目の前で消えていくドクターの宇宙船。そしてここは宇宙の果てにある未来の宇宙ステーション。
自力でドクターを追いかけようと、タイムエージェント時代に使っていた時空操作機(腕時計型タイムマシン)で2000年代のロンドンへ向かったが、ドクターが開いた時空の裂け目(ドクター・フーS1『にぎやかな死体』)のせいで1869年のカーディフに不時着してしまった。
そこでエリザベス女王が設立した『トーチウッド研究所』(ドクター・フーS2『女王と狼男』)に所属し、140年あまり地球をエイリアンから守りながらドクターを再会できる日を待ち続けることに。(トーチウッドS2『序章』)
ようやくドクターと再会できたものの、ドクターはジャックの不死性を戻すことはできず「君は自然の摂理に背く許されない存在だ」「タイムロードとしての本能が君を忌避する」と冷たい言い放つだけだった。(ドクター・フーS3『ユートピア』)
その他
『ドクター・フー』およびジャックがメインキャラクターとなっている『トーチウッド』のドラマ本編でジャックがドクターに想いを寄せているような描写が見られる他、ジャック・ハークネス役のジョン・バロウマンがジャックからドクターにあてたラブソングとも取れる曲『The Doctor and I』をリリースしている。
またジョン・バロウマン自身はジャックのドクターへの想いを「我を忘れて夢中になることはない」「その想いをドクターに知らせることはないだろう」と語っている。外部リンク
表記について
ジャックは異なるドクターとも本編上繋がりがあるため、たとえば10代目ドクターとの作品であれば『ジャク10』などと表記されることもある。
関連タグ
表記揺れ→キャプドク