概要
元はデロイアのボナール市で暴走族をやっていた17歳の少年。
フェスタに酷似した風貌の少年だが声は異なる。ベレー帽がトレードマークでボナール訛り(九州弁に酷似)を話す。その為作中では度々ビリーから「ローカル暴走族」と揶揄われている。
フェスタ戦死後に開催されたボナールグランプリにてフォン・シュタインの演説中にヤジを飛ばしたのを切っ掛けに暴動が発生。その折に遭遇した太陽の牙の面々の心意気に感動して仲間入りを懇願。一度は断られたものの信用を得て加入した。
卓越したバイクテクニックとサブマシンガンを駆使した白兵戦を得意としており、このあたりもフェスタと酷似している。また、方言を絡めた弁舌を駆使したアジテーターとしての才能もある。
リタ・ベレットに好意を抱き、彼女の死後に後を追わんと特攻レベルの任務をしたものの生き延びてしまい号泣したこともある。
ジョルジュとは正反対の理屈屋で慎重な性格のハックルとは当初こそギクシャクしたものの、その後はフェスタと同じように良きコンビになっていく。
元暴走族という気質からか所謂「ツッパリ」が強く、命令や組織と言ったものに対しては反抗心を抱くことも。劇中でも太陽の牙が一ゲリラチームからデロイア人民解放軍という大きな組織に組み込まれるようになって以降、度々命令に服従しなければならない立場に愚痴をこぼしたり、反抗的態度を取ることがあった。
余談
- フェスタに似ているが中の人は結果的にフェスタの命を奪ったガルシア隊のオッペと同じ千葉繁。千葉は最初期にドナン・カシムを狙ったテロリストの青年バスクも演じている。
- ジョルジュの話す九州訛りは千葉のアイデア。
- 準備稿ではチェスタであり、アニメ誌や初期のクレジットではチェスタとして表記されていた。