概要
PMX-003ジ・OⅡは『機動戦士ガンダムジオンの再興』に登場するジオン軍の要塞攻略用重MS。
宇宙戦用の試作機をベースに開発された重装甲・重武装の要塞攻略用地上型MS。
ジ・Oとの形状の違いからHAUER-ハウアー-の別称を持つ。
ジ・Oの開発に携わっていたジオン系技術者が陸戦用に製造した物で脚部に計12基のホバーユニットを搭載している。
全高は30m近くあり、パプテマス・シロッコのジ・Oより一回り大きいものになっている。火器は実弾マシンガンに加え胸部の2連装カノン砲、背中の対空ミサイルといったものでシロッコのものよりも豊富。
砂漠戦仕様の本機は、ごく少数が生産され、前線に投入された。
主なパイロットはフレデリック・F・ブラウン。
作中ではネオ・ジオン軍の地球撤退を支援するため前線へ送り届けられ、主戦力として活躍。Ζガンダム量産型など多数の敵機を撃墜した。最終的にΖΖガンダムとの白兵戦の末、至近距離からハイメガキャノンを浴びせられて大破したが、コックピット部分は被害を免れており、ブラウン大尉は救援に駆け付けたマウアー大尉のシュツルム・イェーガーに救出された。
PCゲーム『機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション』では、宇宙世紀0089年にネオ・ジオン軍のエースパイロット、シンクレア少佐が搭乗した。
雪原で連邦軍に身を寄せるセラーナ・カーンのZガンダム(大気圏内仕様)と戦闘を行っている。
…しかし、そのデザインはどう見ても小林誠氏の「ネオ・ジオ」である(よく揉めなかったな…)。
カタログスペック
型式番号 | PMX-003 |
---|---|
頭頂高 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
全備重量 | 不明 |
ジェネレーター総出力 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
総推力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
パイロット | フレデリック・F・ブラウン、ジェラルド・シンクレア |
武装
- マシンガン(実体弾)
ジ・OⅡの遠距離用携行兵装。
かなりの大型で、銃身の長さは通常MSの体高に匹敵する。
- ビームサーベル×2
ジ・OⅡの近接ビーム兵装。後述の隠し腕で使用する。
- 隠し腕×2
ビームサーベルを使用することも可能な補助腕部。
フロントスカート内に装備。
- 2連装カノン砲×1
胸部にある2連装のカノン砲。
ターレット式で回転するため水平射角が自由にとれる。
- 地対空ミサイル
背中に装備する対空ミサイル。
搭載数や装備位置は不明。作中の描写ではそもそもジ・OⅡの武装なのかも不明瞭。
- バルカン砲?×2
頸部から発砲している描写があるが、詳細は不明。
関連イラスト
関連機体
PMX-003 ジ・O
PMX-003 ジ・OⅡ(本記事の機体)
PMX-005 ブレッダ
PMS-007 ジャギュア