曖昧さ回避
- 漫画『ワンパンマン』の登場キャラクター。 →スイコ(ワンパンマン)
- 妖怪「水虎」をモチーフにしたキャラクター。
声:寺川愛美(現・愛美)
人物像
3人姉妹の長女で17歳。
三人の中ではリーダー的存在でありアイドルグループ「ウルトラレア」のリーダーとカードショップ「PSY」の店長でもある。
一見するとのほほんとした天然系に思われるが、実際は冷静沈着で目的達成の為に手段を選ばない面も持っており、雀ヶ森レンの暴走を招いた事で櫂からは強い嫌悪感を抱かれている。
また歌に関しては厳しいらしく、音程を外したレッカを叱った事もある。
アニメ2期ではエンジェルフェザーを用い葛木カムイと対戦しているものの
詳細な人物像は不明な点が多かった。
また漫画版では外見が酷似している女性が登場しているが、アニメのスイコと同じ人物であるかどうかは不明。
アニメ3期ではコーリンやレッカと同じく「立凪スイコ」という名の高校生として雀ヶ森レンたちが通う福原高校の生徒となっているが……
カードファイトに関して
使用クランは「エンジェルフェザー」。「看護師長 シャムシャエル」を軸としたデッキを使っており、ダメージゾーンと手札の入れ替えを主とした戦い方を得意とする。漫画版では「団結の守護天使ザラキエル」軸を使用している。
注意事項
優しそうな雰囲気と大人びた性格、そしてアイドルとしての抜群なプロポーションも相まってはたから見ると20台後半と言われても疑われない姿をしているがこれでもまだ17歳である。なので彼女の絵にタグをつけるときはくれぐれも気をつけてほしい。
間違っても石田ナオキの「セーラー服は無理があるんじゃねーか?」というようなタグはつけないy
おやこんな時間にだれだろう?
その後、漫画版をベースにした2018年版アニメでは予告で石田だけでなく、伊吹コウジにまで言われた時は怒りをあらわにするより狼狽えている感じの方が強かった。
2018年版
本編開始時点で既にアイドルとして活動していて、ヴァンガードのCM出演やファイトを行っている。
PSYクオリアゾンビという精神異常に陥り福原高校の生徒を同じくPSYクオリアゾンビにしていくが
伊吹にデリートされてPSYクオリアゾンビから解放されると共にヴァンガードへの熱意も失い、後に彼と再戦して勝利して取り戻すまで違和感を抱えなから仕事を続け苦しんでいたと後にコーリンが伊吹に語ると同時に批判していた。
マスターである立凪タクトに召喚され、運命を支配された存在「コールドウォーカー」であり、彼から解放された時には全ての記憶をリセットされるという重たい運命を背負っている。
ヴァンガード外伝-if-
2020年の外伝シリーズでは、先導エミ、シュカ、伊吹コウジと共にメインキャラになった。
初期は立凪ノームの依頼を伊吹に伝える、いわば伝令役だったのだが、第2話のラストで伊吹と共にアカシックブックに吸い込まれ、ジャマーを退治し、歴史の歪みを直す旅に出ることになった。
本作ではシュカに『おばさん』と言われて怒りをあらわしたり(その時彼女は手に持っていたリンゴを握り潰していた)、伊吹をハリセンや巨大ハンマーで殴り倒すなど伊吹と同様にコミカルな部分が多いというか感情表現がシリーズを通して豊かである。
伊吹に対しては異様に当たりが強く、彼に文句や愚痴こそ言われてはいるが恨まれている様子は見られない。(というのも19話を見るに過去作の2018年版でヴァンガードに関する熱意を奪った事による負い目を持っていた模様。)
異世界に飛ばされて以降は、誰もいない立凪の屋敷で暮らしていて、炊事や掃除、洗濯などの家事は伊吹に丸投げしているが炊事(料理)に関しては自身でこなした回も披露したことから能力が全く無いわけではなくスーパーアイドルとしての嗜みと述べている。おそらく前述の2018年版の事件や伊吹の失礼な態度に対する腹いせとしてコキ使っていると思われるが、彼が行方不明になりイエロータイフーンの手によって洗脳されて再び現れた際に発破をかけ元に戻るように訴えており信頼している事が窺える。
余談
スイコ役を演じた愛美(旧芸名:寺川愛美)は、後にヴァンガードGシリーズで蝶野アムを演じることになる。
ちなみに外伝シリーズのイフ9で、ジャマーにされたナギサ(バスカーク)との戦いでエミとシュカが「夜霧の吸血姫 ナイトローゼ」を呼び出した時にスイコが『いいセンスしてるじゃない!!』と大喜びしているシーンがあるが、おそらくはスイコ・アム両方を演じたいわゆる中の人ネタと思われる(ナイトローゼ自体も蝶野アムがエースとして使用していたユニットである)。