スイーツキャッスル
すいーつきゃっする
『キラキラ☆プリキュアアラモード』で40話から登場するアイテム。
いちご山に集まった各地の妖精と動物たちが作ったスイーツのキラキラルをプリキュア達が集め練り直したことで完成したもの。
キラキラルクリーマーにセットしてアラモードスタイルにパワーアップすることが可能。
TV本編には40話から登場したが、後期OPには7月時点からすでに登場している。
スイーツとしてのモデルはドイツのクリスマス菓子であるヘクセンハウス(お菓子の家)。
本編中で実際にこの形のスイーツを作ったわけでもないし動物モチーフも入っていないが、スイーツキャッスルの玩具はアニマルスイーツの一種として扱われている。なのでアニマルスイーツが連動する玩具とはちゃんと連動する。
繰り返しとなるが、作中でいちか達はスイーツとしてこれは作っていない。しかし、「プリアラ レッツ・ラ・デコレーション」でも紹介され、公式サイトでのアニマルスイーツレシピのコーナーにはちゃんとスイーツとしての作り方が載っている。
しかし、お菓子の家なんて簡単に作れるものではないため、お母さんと一緒に作ってねという気軽さは皆無である。最初に必要なことが「A3用紙が印刷可能なプリンタを準備し、公式サイトからPDFファイルをダウンロードして型紙を2枚印刷する」から始まるのだから。
その難しさは、スイーツの作成難易度を星の数で三段階で表示しているが、スイーツキャッスルについては「⭐︎⭐︎⭐︎+」という特例表記がされた。(ちなみに46話のうさぎのハートケーキもこの表記がされており、こちらは2段重ねのデコレーションケーキをホール一個分作れというもの)
お菓子の家を作れる簡易的なキットは探せば案外あるので、多少ミニマムでも現実的にはそれを使うのが得策だろう。
「キャッスルじゃなくてハウスじゃねーか」とツッコミが入りまくっているこのアイテムだが、ガチにお城の豪華さを追求すると、いざ作るときに本当に素人が手出しできなくなるので許してあげてください。更に強引にこれをアニマルと解釈すると敢えて生きた家として例に挙げると人食いハウスとなり、ホラーの粋と化すが気にしては負けである。
後半恒例のパワーアップアイテムとなるが、これまでと違いストーリーとしてはプリキュアが一時的にも有利になるという要素はなく、初披露の回は怪物化したグレイブを退けはしたもののキラキラルをうばう存在が弱体化した訳ではない展開となった。
一応それ以降戦ったエリシオは計6回喰らって徐々に焦りと消耗を露わにし、しまいには地球を消す覚悟を決めるまで追い込まれたため全くの無力というわけでもなかったようだが。