歴史
- 1926年7月1日、陸軍航空隊と海軍航空隊が統合され、建軍された。
- 第二次世界大戦では列強の軍事的圧力に対抗するため強化され、中立政策を維持するため航空機の独自開発が行われ、サーブ社が機体、ボルボ社がエンジンの開発を担当した。
- 1980年代に分散飛行場計画が推進され、一部を代替滑走路(長さ800m、幅17mの直線道)とする高速道路が建設された。
- 1990年に仮想敵国だったソ連が崩壊し、大規模な軍縮が進められた。これにより、高速道路を用いた代替滑走路運用も縮小傾向になる。
- 2004年には代替滑走路での訓練が行われなくなる。
- 2022年のロシアによるウクライナ侵攻をうけ、中立政策が見直され、北大西洋条約機構(NATO)への加入申請が行われた。
- 2024年の3月7日にNATOへ正式加盟。また代替滑走路での訓練が復活した(使用されたのはJAS-39グリペン)。
- 国籍マークは黄色い縁のある青のラウンデルに3つの王冠(スリー・クラウンズ)で、メクレンブルク公国から迎えられたアルブレクト王(在位:1364年~1389年)がスウェーデン、フィンランド、メクレンブルクの治世のしるしとした国章が元となっている。