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曖昧さ回避

  1. 円を基調としたロゴタイプやシンボル。
  2. 漫画エリア88』の登場人物。

ロゴタイプのラウンデル

軍用機の国籍マークや企業のロゴマークなどに使われている円形状のシンボル。円形に他の図形が組み合わさったものもラウンデルと呼ぶ。

『エリア88』のラウンデル

CV:広瀬正志OVA版)服巻浩司アニメ版)

(画像左端の男性)

アスラン空軍少佐。元イギリス海軍パイロットで、通称「空の銀狐」。ギリシャにある外人部隊養成所の教官であり、軍用機のパイロットとしての経験を持たない風間真も彼の厳しい訓練を受けた。

彼の乗機のバッカニアに描かれている海賊のノーズアートと同じように右目に眼帯をかけた強面だが、セラの取り調べの際に真に思いを寄せる一途な彼女を見てむせび泣くなど涙もろい一面も持ち合わせる。

彼が初めて登場したのは地上空母の攻撃により消耗した部隊の再編のためにサキらがギリシャにある戦技訓練所を訪れた時で、以降は元教え子でもある彼の参謀を務めるようになる。

戦技訓練所では鬼教官として新米パイロット達に檄を飛ばすシーンが見られ、山岳基地に居を移した直後にゲールの燃料集積所が反政府軍に襲撃され、燃料枯渇の危機に陥った際には敵側の燃料を奪取する「オペレーション・タイトロープ」(後述)を立案し、自らもバッカニアに搭乗して外人部隊のパイロットらを率いた。

最期はプロジェクト4が放った対艦ミサイル・エグゾセから空母88を守るべく自ら盾となり被弾し、乗機と運命を共にした。

オペレーション・タイトロープ

ラウンデルが立案した作戦にして『エリア88』の名場面のひとつに数えられるこの作戦は、敵のレーダーによる探知を避けるべく150kmにも及ぶ渓谷地帯の谷の中を飛ぶという荒唐無稽なもので、作戦の実施は地上監視員や航空機が巡回していない夜間。作戦が成功すれば燃料の確保だけでなく反政府軍の侵攻を3ヶ月は確実に足止めできるが、最低でも15%の損失は免れないとラウンデルは語った(この数値はあくまで外人部隊の場合であり、アスラン正規軍パイロットの腕では「とても数字が出せんよ、怖くて」と語っている)。

僅かな飛行高度と位置のズレが死に繋がる危険極まりない作戦内容に流石の外人部隊のパイロットも難色を示すが、作戦は予定通りに決行。各部隊からは精鋭パイロットが4名ずつ選出され、20機編成での出撃となった。

無断出撃したキムの援護もあってかレオンハルトが岸壁に衝突死したのを除き損失はゼロで作戦も無事成功を収め、キムの功績に免じて彼の無断出撃も不問となったが、それを看過できないラウンデルはサキに処罰を進言し、キムには1週間の独房入りが命ぜられた。無断出撃でありながら88のメンバーらはキムの苦労をねぎらって様々な差し入れを送るのだった。

OVA版でもタイトロープ作戦は実施されるが、ストーリーの流れは原作とは異なり、対地上空母(OVA版には未登場)戦で戦死したキャンベルが生き延びていたり、キムに至っては登場すらしないなど作戦に参加したメンバーもかなり異なっている。

また、不運にもOVA版では渓谷突破後にハリアーで編成された敵航空機部隊の攻撃を受け全滅に近い損害を出してしまったが、かろうじて施設の破壊と敵航空機部隊の壊滅は達成されている。

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