みんな夢に見た事はない?
史上最も偉大なスーパー悪党に支えたいって!
概要
1960年代の悪党界に彗星の如く現れた女怪盗。悪の帝国を築き上げた犯罪の天才であり、史上初の女性のスーパー悪党。
その肩書きに恥じぬ実力を持っており、大悪党大会では自身がけしかけた大勢の大男を蹴散らす大立ち回りを見せた。
同じ悪党で発明家のハーブ・オーバーキルは彼女の夫。
容姿
デビュー当時は髪を結い、歯を矯正しているような冴えない容姿だったそうだが、成長後は整った目鼻立ちが特徴の美女に変貌を遂げた。
そのスタイリッシュな容貌や特殊な赤いドレス、そしてヴィランらしい悪の魅力があり、老若男女問わず人気が高い。
生い立ち
スカーレット自身がミニオンズに聞かせた「おとぎ話」として、自信を投影したキャラクターである「女狼」の生い立ちを聞かせるシーンがある。
かなり悲惨な生い立ちだったようで、悪党になる前は友人どころか住む家すら持たず、虐げられながら生きてきたようだ。
また悪党になった当初は女性である事から下に見られることが多かったらしく、この時の経験と悔しさが現在のスカーレットの原動力ともなっている。
また同時に「お姫様になってみんなに愛してもらう」と言う幼少期の夢も持ち続けており、その為の手段としてエリザベス女王の王冠とイギリス君主の立場に執着している。
活躍
スペシャルゲストとして登壇した大悪党大会にて自身の右腕となる悪党の公募(という名の力試し)を実施。偶然合格したミニオンズの3人を自らの右腕として迎え入れる。
そしてミニオンズ3人に王冠を盗むよう命令するも、ひょんな事からミニオンズの1人ボブがイギリス国王となってしまった事を知り激怒。バッキンガム宮殿に単身乗り込み王位を(一応合法的に)簒奪。
ミニオンズを地下に幽閉し夢だった戴冠式に臨むも、彼女に謝る為に抜け出してきたミニオンズに誤って殺されかけてしまった事で完全に激怒。ボブとスチュワートを捕らえ処刑しようとする。
そして2人を助けに来たケビンと戦うも、ハーブが開発途中だった究極兵器を利用して巨大化したケビンの一撃を喰らって敗北。悪あがきとばかりにケビンに巨大ミサイルを放つも、運悪く離脱途中にミサイルを飲み込んだケビンに捕まってしまい諸共に爆散、完全敗北を喫した。
それでも王冠だけは諦められず今度はエリザベス女王からの直接奪取に成功するも、逃走中にとある少年に捕縛されてしまい、王冠すら奪われてしまう。
こうしてケビン達ミニオンズはスカーレットのおかげで悪意に満ちた史上最高の完璧なボスを得、反対にスカーレットはミニオンズのせいで今まで築き上げてきた富と名声の一切を失う事になった。
夫ハーブと共に氷漬けにされ全てを失ったスカーレットだったが、そんな彼女にミニオンズのボブはくまのぬいぐるみ用の小さな王冠を手渡す。
逮捕後どうなったかについては不明。