概要
殻をむいた固ゆでのゆで卵を塩コショウやナツメグなどで調味した挽肉で包み、パン粉の衣をつけてオーブンで焼いたり油で揚げたりしたもの。
イギリスの一般的な軽食で、冷めたものを食する。ウズラの卵で作った小さめのものも売られている。
歴史
名前の由来は「スコットランドの卵」という意味とも、古い英語で「カットされた、切れ目が入った」という意味の「scotched」からとも、「アンチョビが含まれている」という意味とも言われる。また、インド由来説もある。
いずれにせよ、高級百貨店「フォートナム&メイソン」で1738年に売り出され、全国に広まったのは確からしい。旅人のためにかさばらず、お腹にたまる栄養のあるものということで考え出されたという。
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