曖昧さ回避
- イギリス発祥の菓子。当記事にて解説
- 日本のスナック菓子。⇒コイケヤスコーン
- 映画『トランスフォーマー ロストエイジ』に登場するダイナボットの1人。⇒スコーン(トランスフォーマー)
概要
小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽く捏ね、成形して焼き上げる。粉にバターを切り込んだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多い。現在では発祥地のスコットランドのみならずイギリス全土で食べられており、また大西洋を渡ってアングロアメリカでもよく食べられている。
イギリスのプレーンスコーンには蜂蜜やジャムなどをつけて食べる。アメリカ合衆国ではこのようなものはビスケットと呼ばれ、特に南部でよく食べられている。⇒ケンタッキーフライドチキン
英国式スコーンの食べ方
スコーンにも正式な食べ方というものがある。ホテルなどでアフタヌーンティーを気取る際には、是非心得ておきたい。
まず、スコーンに真横からナイフをいれ、上下に分割する。
その後、ジャムとクロテッドクリーム(固めのこってりとした甘くないクリーム)を塗って頂くのだが、コーンウォール式ではジャムが先でクロテッドクリームが後、デヴォン式ではその逆の順に塗るという事で、本国イギリスではきのこたけのこ戦争並みの大論争になっている。
家庭でスコーンを食べる際には、必ずレンジで温めること。スコーンを乗せる皿もしっかりと熱湯で温めておけば、スコーンが冷めなくてすむ。クロテッドクリームもあらかじめ常温に戻しておこう。
余談だが、『ヘタリア』でイギリスのそれが"真っ黒コゲ=おいしくない"と表現されるが、もちろんちゃんと作ればおいしい。
ファンの方は当然ご存知だろうが、イギリス=料理まずい=料理下手というネタである。
最近このタグがつけられる作品は専らアーサー・カークランドがスコーンを持っているか作っているものが多い。
余談
まさかの巡りあいをしたスコーン違い。