概要
セルビアのEbbSoftwareが開発したインディーゲーム。
H・R・ギーガーやベクシンスキーに影響を受けており、グロテスクで生物的な謎の世界を舞台とする。
建物や武器、エレベーターを動かすコンソールといった物体までもが生物で作られているというバイオパンクの世界観を持つ。
ゲームとしては不気味な世界を歩くウォーキングシミュレーター要素、作中で様々なパズルを解くパズル要素、銃で敵と戦うFPS要素などがあるが、全体のゲームボリュームの少なさから一つ一つの要素は薄い。ジャンルは見た目の不気味さからホラーゲームとする事が多い。
徹底して文章による説明を省いており、作中世界の仕組み、パズルの解き方、主人公は何者か、などは何一つ説明されない。そのため、作中描写については様々な考察が有る。
考察例
- 作中の舞台は生物の体内で、主人公は白血球的な存在である
- 主人公は精子または卵子であり、作中描写は受精のメタファーである
- 資源不足から培養した人体を資材として使うようになった未来世界が舞台である
- 実はキリスト教をモチーフとしたゲームで主人公や作中クリーチャーは天使や聖母マリアが元になっている