概要
化石はブラジルやナミビアで見つかっている。属名は、最初に化石を発見したドイツの地質学者ルドルフ・シュターレッカーに由来する。
ディキノドン類の一種だが、近縁種と異なり犬歯がなく、角質の嘴は先が鈍くなっていた。これらの特徴からカンネメエリア科とは別のスターレッケリア科という独自のグループに分類されており、近縁種には三畳紀後期に棲息したイスチグアラスティア等が挙げられる。
体長4mに達し、ディキノドン類の中でもかなり大型の部類である。また、その特徴的な口から、現生のシロサイと同様な食性で、他のディキノドン類とは異なる食性で共存していたと考えられている。