概要
1808年9月25日に、スコットランドのケルプと呼ばれる海藻採取やニシン漁が盛んなストロンゼー島に漂着したという謎の生物の死骸。
全長は17mもあり、3mの蛇のような首と羊のような眼、灰色の牛のような触感の皮膚を持ち、首から尾にかけて銀色のたてがみが生えている。
そして胴には既知の大型生物にはあり得ない六本足を持っている。
エジンバラに運ばれ学会で解剖されたが、皮膚の厚みが2㎝もあり胃の中は真っ赤であったということがわかったのみで、正体は判明せずに新種の海蛇のような生き物であるとされた。
全体の印象として首長竜のようなスケッチが残されているが、骨や毛などの標本は残されていない。
現在ではニューネッシーと同じく、ウバザメの死骸説が唱えられている。