概要
『ダライアス外伝』のゾーンV´(最終面)に登場するベルサー軍の巨大戦艦。序盤のステージとなるゾーンAで見事に切り身にされて爆発したゴールデンオーガを回収し、対シルバーホーク用に改修して投入され、惑星ダライアスに吹き荒れる台風の目の中から雲海を切り開いて姿を現す黒と赤を基調とした戦艦。
キンメダイの一種、オニキンメがモチーフで、当時発売されていたアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』内では「オニキンメ改」の呼称が与えられていた。最終面で流れるBGM「SELF」が転調する所で嵐の中から姿を見せる演出は圧巻もの。
強さ
そもそも外伝自体が難しいという事は置いといて。
最難関ルートの一つゾーンV´のボスを飾るだけあり、並外れた強さ…というか理不尽極まりない苛烈な猛攻で主人公を殺しに来る。ゴールデンオーガの時と違い、尾鰭で風を起こしてシルバーホークを吹っ飛ばす攻撃は風を起こすと同時にチェーンで繋がれた尾鰭を伸ばして攻撃するパターンに変更。これ自体はさほど回避困難ではないが、そこから
- 胸鰭を火炎放射器、ガトリング砲に変形させて炎や弾をまき散らす
- 追尾レーザーの連射
- 後方に下がって円形軌道を描くミサイルを飛ばす、もしくは激しい弾幕を展開する
- 大量のスプレッドボム
- 浮遊機雷の大量投入
- 腹部の砲台から拡散弾を発射
- 尾鰭の尖端から電撃を放射
等の多彩な攻撃の数々が繰り出される。特に画面奥から大量に放たれる誘導弾、通称ナイスト弾の回避が難しく、この間はストームコーザーにダメージを与えられない為、稼ぎの面でもかなり辛い。
更にストームコーザーの大きさと位置取りから移動できる範囲が限られており、それが回避をより困難にさせている等、どこをどうしたらあの雑魚をここまで恐ろしい化け物に仕上げたのか分からない程の凶悪な性能を誇る。出現直後の尾鰭による吹っ飛ばし攻撃の段階で仕留められなければ、上記に挙げた熾烈な攻撃に晒される為、あのWikipediaですら「攻撃が始まると撃破不能」と解説するほどである事からも凶悪さが窺い知れるだろう。
しかし、撃破時はゴールデンオーガと同じく切り身になって画面奥の彼方へと吹っ飛び、嵐の中で粉々になる為、どれだけ強くなっても元が元であった。
ちなみにゾーンV´(惑星ダライアス)に吹き荒れていた嵐はストームコーザーが引き起こしていた事がエンディングの文章から明らかになっている。
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