曖昧さ回避
- 内燃機関において混合気に点火する装置。本項ではガソリンエンジンのスパークプラグについて記述する。
- アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の登場人物。こんな名前だがトランスフォーマーではなく地球人である。→スパークプラグ・ウィトウィッキー
- ゲーム『FORTNITE』のキャラクター。
- アメリカ合衆国の漫画『Barney Google and Snuffy Smith』に登場する馬。『ピーナッツ』の作者チャールズ・シュルツは幼少の頃「スパーキー(Sparky)」という愛称で呼ばれていたが、この馬の名前にちなんだものだった。
概要
自動車に搭載されるガソリンエンジンには欠かせない電装部品。シリンダー1つに1本ずつあり、バッテリーから供給される12Vの電圧を約3万ボルトまで昇圧して電極との間に火花を散らし、混合気(ガソリンと空気が混ざったもの)に火をつける。着火された混合気は爆発を起こし、クランクを動かしてエンジンを回転させる。回転数に比例して発火する(エンジン回転数が3000rpmであれば毎秒50回動作するわけだ)上、高温になるエンジンの過酷な環境に晒される消耗品であり、2~10万km走行ごとに交換しなければならない。
燃料(軽油)を圧縮して自然発火させるディーゼルエンジンにはスパークプラグは存在しないが、冷え切ったエンジンの始動を補助するグロープラグが用いられることもある。