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ズナガウオ

ぴらるくのにせもの

中国とベトナムの一部に分布するコイ科の魚食性大型淡水魚。 ピラルクにそっくりな姿をしている。

概要編集

和名ズナガウオ
学名Luciobrama macrocephalus
別名ルシオブラマルキオブラマ、ヅォンユイ
漢字表記
分類コイ目 コイ亜目 コイ上科 コイ科 クセノキプリス亜科 Hypophthalmichthyini族 ズナガウオ属
体長30~180cm
分布域中国南部、ベトナム北部

中国ベトナムに分布する魚食性の大型淡水魚

ピラルクに似た姿をしており、特に非常に細長い頭部はそっくりなのだがピラルクとの類縁関係は無く中国四大家魚ガンユイカワアカメなどに近いコイ科魚類であり、ピラルクと似た姿は収斂進化の結果と思われる。

以前はウグイ亜科に分類されていたが、現在は近縁種と共にクセノキプリス亜科に分類されている。

湖と大河川の間を回遊し、大きな口で魚を吸い込んで捕食する。

幼魚は上中層、成魚は中下層を高速遊泳する。

繁殖期は5~7月で、増水時に河川の上流に遡上して産卵する。

卵は中国四大家魚やガンユイと同じく流下卵で、川を流れ下りながら発生する。

成魚は人間以外の天敵がほとんどいない頂点捕食者とされている。

ダムの建設による繁殖阻害や生息地の分断などによって個体数が減少し、1988年以降はその姿が一切確認されておらず、すでに絶滅してしまった可能性が指摘されている。

ものすごくマイナーな種なのでググってもほぼなんの情報も出てこない。

生きている写真はネット上に一枚だけしかない。

中国では割と知名度があるらしく、ガチャガチャでデフォルメフィギュアが販売されていたりする。

関連タグ編集

淡水魚 コイ科

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