概要
J.R.R.トールキンのファンタジー小説『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』に登場する人物で、作中の世界である中つ国の北西部に位置する人間の王国ローハンの国王。
登場当初は、魔王サウロンの側に寝返った白の魔法使いサルマンの魔術によって衰弱し、裏切り者の家臣であるグリマ(蛇の舌)の言いなりとなっていたが、復活し白の賢者となったガンダルフの手によって呪いが解かれ正気を取り戻した。
本来は誇り高く生気に溢れ、国と民を想う良君であり、戦場では勇敢かつ屈強な武将として軍を率いる。一方で頑固なところもあり、ガンダルフから度々に心配されている。