概要
CV:折笠愛
セディとは、『小公子セディ』の主人公。セドリック・エロルだが、通称セディ。
母のアニーとニューヨークで暮らしていたが、父のジェイムズが亡くなったことでドリンコート伯爵の孫であるセディが伯爵の位を継ぐことになり、アニーと共にイギリスに渡った。
ドリンコート伯爵は米国人嫌いのため、アメリカ生まれのセディとアメリカ人のアニーに対し冷たくあたり、アニーを別宅に住まわせてセディと一緒に屋敷に住まわせないなどの冷たい仕打ちをする。だがセディ自身はドリンコート伯爵を親切で優しいおじいさんだと信じて敬愛している。セディの純真さに触れて、ドリンコート伯爵は次第に自分の考えを変えていく。
ただ優しいだけでなく、アニーを悪く言ったハリス夫人に「お母さんのことをそんなふうに言う人を僕は許せません」と言ったり、自分のやったことを正直に告白して謝ったブリジットを許そうとしないドリンコート伯爵に「おじいさんは間違っています!ブリジットはおじいさんに正直に言いました。壺を割ったのは私だって。なのにブリジットを怒るのは卑怯です」と抗議するなど、言うべきときは自分の意見をはっきりと言う芯の強さを持ち合わせている。
第35話でニューイックの悪事を知ったセディはニューイックに襲われるなど危険な目にあうが、第36話でニューイックを見つけて償わせると話すドリンコート伯爵に、セディが「ニューイックさんを許して」とニューイックを許してあげてほしいとドリンコート伯爵にお願いするなど、その優しさはまさに「天使様」と形容してもいいほどである。
大の野球好きでもあり、いつも野球のピッチャーをしている。
ちなみに第35話のニューイックとハーリントンの悪事絡みのエピソードでは、セディがニューイックに襲いかかられて押し倒されるという危ない場面(コッキーを逃がしたセディが見つかってニューイックに捕まえられそうになる場面)が放映された。
純真な美少年がオッサンに押し倒されるというショタ好きにはたまらないシチュエーションで、現在放映されていたら間違いなくショタ同人誌のネタにされていたと思われる。