概要
フジテレビ系「世界名作劇場」枠で1988年1月10日から12月25日まで全43話が放映された。
原作は、フランシス・ホジソン・バーネットの『小公子』である。
最終話の前日にはこれを題材としたファミコンゲームも発売されたが、内容は無数の家庭教師がうろつく道を進み、家庭教師にニアミスするとクイズに(1~複数問)正解するまで脱出できないという、クソゲー要素の強い作品となっている。
昭和最後の世界名作劇場である。
ストーリー
ニューヨークのブルックリンに住むセディ(セドリック・エロル)は優しい両親や下町の友達に囲まれ、楽しい生活をおくっていた。しかし、父ジェイムズ・エロルが亡くなったため、祖父ドリンコート伯爵はセディを跡継ぎにするためイギリスに連れて来る。ドリンコート伯爵の方針で、母親とも離れ離れに暮らさなければならなくなるが、その持ち前の明るさと思いやりで祖父の心を溶かしていく。
登場人物
ウィリアム・ハビシャム(CV:阪脩)
ニューヨーク編
ディック・ティプトン(CV:柴本広之)
イギリス編
コンスタンシア・ロリデル(CV:水城蘭子)
主題歌
オープニングテーマ
「ぼくらのセディ」
歌:西田ひかる、作詞:山上路夫、作曲:森田公一、編曲:大谷和夫
エンディングテーマ
「誰かを愛するために」
歌:西田ひかる、作詞:山上路夫、作曲:森田公一、編曲:大谷和夫
ゲーム
ファミコンで『小公子セディ』としてゲーム化されている。
ジャンルはADV。
・RPGのようにマップを移動するタイプなのだが、町の外には雑魚敵のように家庭教師が大量に出現し、接触するとクイズを出してくる
・町では事件を解決するのだが、その解決の方法が色々とおかしい
・何故かドラクエのパロディがある
など変な部分が多く、バカゲー扱いされることが多い。
人によってはクソゲー扱いされることも。
関連タグ
小公女セーラ:同じ作者の世界名作劇場作品。