概要
『電撃PCエンジン』1996年4月号から『電撃G'sマガジン』1998年8月号まで連載。
またテレビアニメ化に合わせて、『電撃G'sマガジン』1999年3月号から2000年2月号までの表紙を飾っていた。
『電撃G'sマガジン』の前々身である『電撃PCエンジン』、前身である『電撃G'sエンジン』、そして『電撃G'sマガジン』と、誌名が変遷する中、ずっと連載していた。
近未来の横浜で美少女キャラクターと恋愛をするという、『G's』としては、非ファンタジー読者参加企画の祖ともいえる内容。
イラストは七瀬葵が担当した。
横浜市沖の東京湾上に造成された人工島の近未来都市「横浜ネオ・アクロポリス」に住む11人のヒロインとの恋愛が目的の読者参加企画。
10組11人のヒロインはαチームとβチームにわかれており、月ごとに交代で誌上ゲームが実施された。
最年少は中学1年生、最年長は25歳の高校教師と年齢幅が広い。
ヒロイン
α
β
テレビアニメ
読者参加企画終了後の、1999年10月から12月にかけてテレビ東京系にて放送された。
この作品は、ヒロイン11人が2010年に体験した出来事をオムニバス形式で紹介するという形がとられている。最終話ではヒロインたちが一堂に会する。過去に同枠で放送されていた『センチメンタルジャーニー』と同様に、サンライズが製作を担当。『センチメンタルジャーニー』に『12都市12少女物語』の副題が付いていたように、この作品にも『2010年11少女物語』の副題が与えられていた。ただし、ヒロインたちには同年代の男性との恋愛要素がほとんどないのが特徴。
なぜか彩乃だけ年齢設定が25歳から26歳に変更されている。
なぜか話に全く絡まない巨大ロボットが出てくる。この時代のサンライズらしい。
なお、1・2話のOPでは冒頭のマルシー表記にてSUNRISEと表記すべきところをSURISE(スライス)と表記してしまうというミスがあった。(後の話数およびソフト版では修正されている)参考
主題歌
- オープニングテーマ
「pray」
作詞 - 佐々木ゆう子、佐藤ありす / 作曲 - 秋山桃花 / 編曲 - 関根安里 / 歌 - 佐々木ゆう子
- エンディングテーマ
「夢見てもいいじゃない」(第1話)
作詞 - 松宮恭子 / 作曲・編曲 - 岸村正実
「ベビーピンクな朝」(第2話)
作詞 - 葉山みなみ / 作曲・編曲 - 多田彰文
「それから…」(第3話)
作詞 - 貫三優大 / 作曲・編曲 - 多田彰文
「Viva! おんなのこ同盟」(第4話)
作詞・作曲 - 渡辺博子 / 編曲 - 岸本正実
「Now is the time!」(第5話)
作詞 - 松宮恭子 / 作曲・編曲 - 岩崎文紀
「50%のバランス」(第6話)
作詞・作曲・編曲 - さくまひでき
「Return to myself」(第7話)
作詞 - 須藤茉友 / 作曲・編曲 - 多田彰文
「サプライズはヤメられない」(第8話)
作詞 - 葉山みなみ / 作曲・編曲 - 岩崎文紀
「Endless tomorrow」(第9話)
作詞・作曲・編曲 - さくまひでき
「アルバム」(第10話)
作詞・作曲・編曲 - さくまひでき
「Yes it's my true love」(第11話)
作詞 - 貫三優大 / 作曲・編曲 - 多田彰文
「I miss you」(第12話)
作詞・作曲・歌 - ancy / Strings編曲 - 岩崎琢
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 栗本雪菜〜眠り姫ぱにっく!〜 |
第2話 | 寺本たんぽぽ〜マーガリン危機一髪〜 |
第3話 | 桜瀬ちなみ〜洋菓子の味〜 |
第4話 | 楠初摘〜飛翔する天使〜 |
第5話 | 村雨紫苑〜夢の中の妹へ〜 |
第6話 | 村雨桜〜愛の中の姉へ〜 |
第7話 | 柊彩乃〜<私>という逆説〜 |
第8話 | 凛堂あやか〜アクロポリス国際救助隊〜 |
第9話 | 紅かすみ〜ある少女の伝説〜 |
第10話 | 松本くるみ〜リアル・ブルー〜 |
第11話 | 橘うらら〜内なる世界の私〜 |
第12話 | 〜セラフィムたちの聖夜〜 |