センター・オブ・ジ・アース
せんたーおぶじあーす
水先案内
- ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」を基にした映画
- 東京ディズニーシーに存在するアトラクション
本項では2について説明する。
東京ディズニーシー開園当初から存在するアトラクション。プロメテウス火山の洞窟内にある研究施設から出発し、ネモ船長が発見した神秘的な地底世界を冒険する。
身長制限は117cm。序盤は穏やかに進み、美しい光景を楽しめるが、途中から一気に不穏になり最後は猛スピードで放り出されるため、絶叫マシンが苦手な人は要注意。
ネモ船長が発見した美しい地底世界を楽しめるというツアーに参加したゲストは、ネモ船長が集めたサンプルや彼の研究成果を眺めつつ地底走行車(サブテラニアン・ヴィークル)に乗るためにテラベーターで地下へ降りる。
しかしベースステーションのコミュニケーションセンターではそれぞれの観測所からの通信が流れており、火山活動の報告と共に「風のトンネル」エリアのネモクルーがゲストを待機させるよう懸命に訴えているにもかかわらず誰も聞いていない(担当者はコーヒーカップを残して雲隠れ中)という不穏な状況に出くわす。
さりとてどうすることもできないまま地底走行車に乗り、クルーに笑顔で見送られたゲストたちはすぐに美しい地下の世界を目の当たりにするのだが……。
マグマサンクタムツアー
ミステリアスアイランドの深いバックストーリーに触れるファン大歓喜のツアー。
センター・オブ・ジ・アースにおいて、地底生物にはそれぞれ名前がつけられており、終盤の加速前に溶岩から出てくる大型の生物はラーヴァ・モンスター、キノコの森にいる鳥のような顔をした爬虫類のような生き物はスキンクといい、一部のファンからも愛されている。その他、ラトリングトード、トライペダルビートル、フライングニューダブランク等がある。
因みにラーヴァ・モンスターについては、マグマサンクタムのネモ船長の実験室に卵の化石とその化石の発見に至った経緯及びネモ船長の「こんな生物が居ると思う事は馬鹿げている。」「クルーの間違いだろう。」といった存在を否定するような考察が確認できる。また、この生物の登場シーンにおいて下方に破壊された地底走行車の残骸とみられる蒸気タンクが見られる。
- 実は通常(時速75km)よりもっと速く走行できるが、あまりにも速過ぎるため最高運行速度が現在のものに落ち着いたという逸話がある。
- Qライン(いわゆる待機列)の途中のマグマサンクタムにあるネモ船長の製図室においてアルバトロス号(小型飛行機)の模型を見ることができる。
- 地底走行車の乗り場であるベースステーションまでゲストを運ぶエレベーターは「テラベーター」と呼ばれ、秒速14.5ファゾムで、440ファゾムまで下ることができるとされている。(1ファゾム=1.8288メートル。)つまりテラベーターは(設定上)秒速26.5mで805m降下する乗り物であり、某S・E・Aメンバーの廃墟ホテルにあるエレベーターよりも遥かに速いということになる。おや、今物陰に緑色の光が見えたような……?
- しかしご安心を。テラベーターは例え不慮の事故や呪いによってケーブルが切れても急速に落下しないよう安全装置が付けられている。
- 上記の通り(設定上)ゲストは命の危機に晒されるのだが、このアトラクションのスポンサーはよりにもよって第一生命である。ブラックジョークだろうか。
- 建設費用はディズニーランド・シー含め最も高い約380億円である(プロメテウス火山含め)。
- テラベーターは本物の油圧式エレベーターで油圧式特有の匂いを感じられる。
- テラベーターで地底800mまで超高速で下がっているように感じるが実は15m程上昇している。(風や光の演出のおかげて普通にしていれば全く気づかない。)
- 最後に現れるラーヴァ・モンスターが現れる際、左側を見ていると壁が不自然に真っ黒になっている。実はそこはマジックミラーで第一生命の関係者が乗客の絶叫の瞬間を見れるようになっている。
- 上繋がりで言えば、ラーヴァ・モンスターの足元、右奥を見ると先に出発した地底探検車がラバ・モンスターに引っ掻かれてマグマに落ちている様子を見ることができる。
- なんならその少し前で、前の車が襲われている影を見ることができる。
- 隠れミッキーは「火山活動発生!」の後、予想外の道を進んで行く最中の右側に宝石で作られたミッキーがいる。
- センターオブジアースの入り口の洞窟部分が2つの円が重なったような形状をしているのは、ネモ船長がそのような形のドリルで掘削したため。
- ネモ船長はラーヴァ・モンスターの卵は見つけたものの、ラバ・モンスター自体はただ見たことがない。
- このアトラクションに出てくるラバ・モンスターはメスとされている。
- アトラクションの最後にある急上昇と急降下で地底走行車がふっ飛ばされないようするため、道路の下にあるジェットコースターのようなレールでガッチリくっついている。