概要
かつてフェブリス大陸の大半を支配していた。高度な魔法と技術を有し当時の魔法は現在より遥かに進んでいたがある事件を契機に一夜で滅んだ。
人物
声:玄田哲章
クラス:ダークロード
ゼノイラ帝国皇帝。元はコルニア王国の将軍ヴァルモア。突如、古代ゼノイラ帝国皇帝の末裔を名乗り反旗を翻す。抵抗する女王イレニアを負かし瞬く間にフェブリス大陸全土を支配し新生ゼノイラ帝国皇帝ガレリウスと名乗る。
声:中博史
クラス:ネクロマンサー
ガレリウスに仕える死霊使い。呪術や魔法に長けている。様々な謀略を用いガレリウスの計画を支える。相手を支配する術や死体を操る術を使う。
声:能登麻美子
クラス:ダークマーキス・杖
ガレリウスに仕える魔女。元はコルニアの宮廷魔術師だった。
声:千葉繁
クラス:ダークマーキス・槍
ライマンの部下。古代ゼノイラ帝国の鎧に身を包み、誰も彼の素顔を見たものはいない。
ボーモン
声:利根健太朗
クラス:ホプリタイ
元コルニア地方領主だったが、王都陥落の報を聴いてゼノイラに臣従を誓い、コルニア南西部の魔女の里の制圧を任務として派遣された。
腹心にバチストがいる。
ガストン
声:こばたけまさふみ
クラス:ナイト
貧乏貴族からゼノイラ帝国地方領主に成り上がった男。過去に飢えに苦しんでいた事から食への執着心が強く、食料を配給制として厳しく統制。倹約を旨とした制作しか行っていない。
ハーゲン
ドラケンガルド南西、ミア地方の砦を預かる部隊長。裏切者のベレンガリアの身柄を拘束している。
アントン
声:喜屋武和輝
クラス:ヴァンガード
南部方面軍の将軍のひとり。ギルベルトに奪還されたバウムラッテ闘技場再奪取の指揮を執り、重厚な布陣による包囲殲滅作戦を実施する。
ギース
声:山根雅史
クラス:カタフラクト
鶏冠のギースの異名を持つ将軍で、血の気が多く残虐性も高い。元コルニアの領主だったが反イレニア派なため、真っ先に寝返った。
王族抹殺の目的を概ね達成したあとドラケンガルドに侵攻し、その武勲から北西部のプリツトラーゼ方面領を与えられたが、傲岸不遜な性格から政敵も多く味方からも恐れられている。
イレニア直属の近衛騎士団である薔薇騎士団のほとんどを殺害しており、その際騎士団に救われたヴァージニアにとっては仇敵。
ゲイリー
声:てらそままさき
クラス:サージェント
元コルニアの大貴族で、南部方面軍総司令官。
ヴァルモア反乱の際にイレニアと共闘したがガレリウスに臣従し、多大な戦果を挙げて今の地位を得てエルヘイムを陥落させた。
コンラッド
声:辻井健吾
クラス:ヴァイキング
北部方面軍指揮官。バストリアスの首都再奪取を指揮し、堅実な用兵で雪花団の戦力を奪っている。
デボラ
声:村井美里
クラス:ソーサレス
北部方面軍の将、ライマンの元側近。エルゴールからバストリアスの吹雪の里の駐屯を命じられた。
声:間宮康弘
クラス:ウォーロック
バストリアスを支配する魔術師。獣人を操る狂化の術を使う。
ブラッドリー
声:丹沢晃之
クラス:パラディン
西部方面軍指揮官の一人。元々はコルニアの聖騎士だったがヴァルモアの反乱を機にゼノイラに寝返り、アルビオン教国を侵攻し反ゼノイラ勢力殲滅任務に従事。
ホードル
声:菊池通武
クラス:ドゥームナイト
西部方面軍指揮官の一人。スカーレットを確保すべくウメルスの弟を人質に取る。
ノルベール
王都グランコリヌで殺戮を指揮する指揮官。その姿、声はある人物(※リンク先ネタバレ注意)そのもの。
特定の条件を満たさないと登場しない。
ストーリー中で解放軍に加わる者
声:三宅健太
クラス:ホプリタイ
ストーリー序盤、支配の術を受けてから密かにパレヴィア島を襲撃。
一角獣の指輪の力で正気に戻る。
声:祐仙勇
クラス:ナイト
ジョセフやホドリックの友人で、統率力に優れた武将だったが、支配の術を受けた後はガレリウスの命でスカーレットを拉致し、身柄を引き渡す。
術を解除された後はゼノイラでの行動を恥じて姿を消したが、その直後からローランと名乗る騎士が解放軍を援護するようになる。
モルドン
声:宇垣秀成
クラス:ウォーリア
ゼノイラ軍に雇用された鉄兜傭兵団団長。城塞都市バールバチモを支配している。
声:永塚拓馬
クラス:ウィザード
ゼノイラ軍所属の魔術師。遺跡発掘調査に自ら望んで従事している。
声:伊丸岡篤
クラス:グラディエーター
元は三角獣傭兵団団長で、ゼノイラ軍に敗北した際能力を見込まれ、将として取り立てられたとされる。
声:瀬戸麻沙美
クラス:ダークマーキス・斧
トラヴィスの姉で元三角獣傭兵団の初代団長。
ある日突如として団を解散して失踪し、ゼノイラの軍門に下った。
声:陶山恵実里
クラス:エルフフェンサー
ロザリンデの側近で有能なダークエルフの騎士だったが、主を逃がすべくゼノイラ軍に捕まり、支配の術を受けて将となった。
関連用語
支配の術
相手を洗脳し従わせる術。ホドリックやルノーなどメインキャラの何人かはかけられている。支配されると別人格となり以前の記憶はない。アレインがもつ一角獣の指輪で洗脳が解ける。
古代ゼノイラ帝国の正体と滅亡の真相(ネタバレ注意)
以下ネタバレ注意
物語終盤、アレイン達は全世界の聖所を巡りなぜ古代ゼノイラ帝国が滅んだか、ガレリウスの野望について知ることになる。
古代ゼノイラ帝国の正体
本来はフェブリス大陸とは別の大陸にあった国家。
しかし数百年前、後継者を巡って争いが勃発。魔術を使った泥沼化した戦いの末ガレリウスが即位した。しかし争いの末人が住める土地ではなくなったため支配の矛先をフェブリス大陸に向けた。当時小国があったフェブリスは神樹の加護を受けたエルヘイム以外全て侵略された。
古代ゼノイラ帝国の滅亡
そんな隆盛を誇ったゼノイラ帝国はある傲慢な儀式をきっかけに滅ぶ。
それは一角獣の浄化の力を利用した不死の力の開発だった。しかし邪な心での試みが悪を許さぬ厳格な一角獣の怒りに触れゼノイラの全ての民の肉体は消えさまよえる魂となる呪いを受ける。永らく虚空をさまよう魂だけの人々の苦しみは壮絶で心の弱いものから悪霊化され全ての魂は聖所に封じられた。
ガレリウスの野望は聖所の封印を解き古代ゼノイラ人の魂を現世に解き放つことだった。しかしそれは悪霊となった魂の開放を意味していた。
本編の最終盤では、アレインがすべてのゼノイラの魂を浄化したことで、形こそ違えどガレリウスの願いが果たされている。