概要
屈辱や羞恥の悪感情を好む高位悪魔。何故かペンギンの着ぐるみを着ている。
人間の世界で地方貴族になりすましているが、独裁を敷く様な事は無く、それどころかかなりの政治手腕を振るって領地経営を行っている。更に、人間を襲う事もしない。
作中の動向
12巻で『コロリン病』という病に罹り倒れたダクネスの従姉妹・シルフィーナを始めとする子供達を救うべく、特効薬の調合に不可欠な『高位の悪魔の爪』を求め、バニルの伝手を頼ってカズマ達が自身の城にやって来た所で登場。
自身が好む屈辱や羞恥の悪感情と引き換えになら爪を渡してやっても良いという事となり、ダクネスとモンスターを戦わせるが、ドMのダクネスからは前述の悪感情は得られずに破談となってしまう。
その後、ダクネスの祈りに応えたエリスが盗賊のクリスとしてゼーレシルトの城に侵入するのだが、彼の正体を知った事で暴走し、爪を手に入れて以降も毎日の様に城を襲撃しては残機を削り取っていくのだった。
13巻では遂に夜逃げ当然の体で逃げ出し、行き場を失った後は己の好む悪感情を得るのも兼ねて、アクセルの街のサキュバスの店で用心棒兼ボーイとして雇って貰えないかと考え、アクセルの街へやって来た。
しかし、そこで運悪くアクアと遭遇してしまい、バニルに助けを求めに来た所でカズマ達と再会する流れとなった。
結局はアクアに浄化されてしまうも、バニルに残機を分け与えられ復活。その後、前述の事情を聞いたアクアが「エリスに狙われて少しだけ哀れに思えてきた」や、「ペンギンの姿は可愛い」などの理由により見逃した事で、何とか九死に一生を得た(ただし、「人気のない所でバッタリ会ったら身の保証はしない」と脅迫はしている)。
しかし、めぐみんのレベルが既に40を越えているのを知ったカズマが、彼女が紅魔の里に帰省している間に自分達も強くなるべく経験値を稼ごうと提案した際に、ゼーレシルトを浄化して経験値を得ようとしたアクアによって、ウィズの店の掃除をしていた時にまたもや浄化されかける(すぐにカズマがバニルを呼びに行った為に、助かってはいるが)。