概要
このコーラのそもそもの始まりは第二次世界大戦終結に始まるといわれている。
ドイツ分割における交渉時、ソ連側の代表として派遣された独ソ戦の英雄ジューコフ元帥はその会談の場でアメリカ側の代表アイゼンハワー将軍に勧められ、初めてコカ・コーラを味わい、そのおいしさの虜となった。しかしながら当時ソ連は西側製品の象徴たるコカ・コーラの輸入を認めていなかった。そこでコカ・コーラ社はジューコフ元帥の為にウォッカに偽装した特注の透明なコーラを製造し密輸したのである。
時は流れて1992年、ペプシコーラがクリスタルペプシを販売し始めると、これに対抗するために既に生産を終了していたこの透明なコーラを復活させることにした。
アメリカには元々「タブ」という現在のコカ・コーラゼロに相当する商品があり、これの無色透明版として発売された。
しかし日本では元々のタブが発売されておらず、本国アメリカのようにヒットしなかった。
2018年、「透明なコーラ」というコンセプトを受け継いだ『コカ・コーラ クリア』が日本限定で発売されたことで話題が再燃している。
関連タグ
俵孝太郎:CMキャラクター
クリスタルペプシ、ミラクルアルファ・ホワイトコーラ:当時のライバル商品