概要
演:川本まゆ
烏丸舟/宇宙刑事シャイダーの相棒
星間戦争で滅びた好戦的な種族ウトゥルッサ星人の生き残り。
ウトゥルッサ星人は好戦的で怒り出すと姿が変わるという性質を持ち、凶暴化すると野獣のような唸り声を上げて手が付けられない状態になってしまう(舟のキスで元に戻る)。
生まれた時から平和の誓いのブレスレットを付けているが、これは故郷の風習である。
初代シャイダーの相棒アニーを彷彿させるウエスタン調の服装が特徴であるが、彼女と違ってスカートの下は短パンである。なので戦闘シーンではお色気描写が多い。
舟とは相思相愛の関係だが、かなり嫉妬深く、浮気しているとキックをかましたりしている。武器はSPシューターに似たビームガンだが、基本的に戦闘は徒手空拳で行う。必殺技(?)は「タミーキック」。
しかも、可憐な見た目に反して戦闘力はおそらく宇宙刑事シリーズの女性キャラクターの中でも上位に入るであろう強さである(これで生身である)。では具体的な例を見てみよう。
- トラックに追いつき、荷台に捕まり続ける。
- 不思議獣ピタピタを相手に善戦するだけでなく、ピタピタの長物での攻撃をノールックで受け止める。
- コンバットスーツを着ている舟に腹パンをぶちかまして怯ませる。
- ミラクラーの軍団を体一つでボコボコにする。
- 凶暴化時、タミーを攻撃できない舟相手に首元に頭突き、腹パン数発、首元に裏拳、顔面に膝蹴り、首を掴んで腹パン、回し蹴りという普通の人間なら死んでいるであろう殺意増し増しなコンボを食らわせる。
最強というより最恐の称号が相応しい。まあ、そんな彼女の攻撃を何発も受けて死なない船の方がある意味ですごいのだが…。
これだけ強いのだからコンバットスーツを与えた方がいい気もするが、如何せん上述の特性がある以上、難しいのかもしれない。
余談
タミーという名前は宇宙刑事シリーズのメインライター上原正三がゲストキャラによく使用した「たみ」または「民子」という名前からのオマージュと思われる。(元々は上原氏の母親の名前が由来だという)
ギャバンこと一条寺烈の母親も一条寺民子である。