概要
2004年に公開されたアメリカの映画。
原題は「The Terminal」。
監督はスティーブン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクス。
音楽はジョン・ウィリアムズが務めた。
英語もできないのにニューヨークの空港で足止めされた男と、空港職員たちの交流を描いたヒューマンドラマ映画。
あらすじ
「クラコウジア」という東ヨーロッパの架空の小国から、とある目的を持ってニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に飛行機でやってきたビクター・ナボルスキー。
しかし、彼が飛行機に乗っている間に祖国でクーデターが起こり政府が崩壊したため、パスポートも入国ビザも無効にされてしまった。
アメリカに入国はできず、祖国にも帰ることもできない彼は、しかたなく空港での生活を始める。
登場キャラクター
()内は演者。
- ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)
クラコウジア人の男性。誠実で真面目な性格。
英語が話せないため素性がいまいち不明だが、年齢は40代以上で、大工仕事の経験があることは判明する。
- アメリア・ウォーレン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
ユナイテッド航空の客室乗務員。
- フランク・ディクソン(スタンリー・トゥッチ)
ジョン・F・ケネディ国際空港の国境警備局主任。