概要
ヴァルキリーが自身の欲望を自覚し、堕落した姿。純白の翼が漆黒に染まるとともに、青肌、エルフ耳、露出の多い過激な鎧姿等、魔物としての特徴が顕著となった。
嘗ての主であった主神への忠誠はすっかり失われ、夫を唯一の主とし、夫と夫の欲望のみに忠誠を誓っている。
一応、堕落神のしもべではあるが、夫以外への関心が薄れており、堕落神に対しては義務的な態度を取るという。また、高い戦闘能力もそのままではあるが、これは夫のため以外で行使されることはない。
彼女達は夫の欲望が自身に向けられる欲望とその欲望を一身に受けることが最大の望みである。嘗ては嫌悪していた性行為を行うという背徳感、神から授けられた戦乙女の肉体と高潔な魂が夫に穢されるという冒涜行為全てが彼女達の愉悦と恍惚の材料となっており、それを得るため彼女達はさらなる深みへと堕ちていく。
嘗て備えていた勇者を育てる力は「男」を育てる能力に特化することとなる。即ち、彼女たちに育てられた男性は抱いた女を悦ばせ、孕ませる能力を高めていく。そして育て上げた夫が収まることを知らない欲望を自分に向けることに彼女達は史上の幸福と快楽を覚えることになる。
そして、際限なく互いの欲望が膨れ上がった夫婦は、止まった時の中に存在する『万魔殿』の中で永遠に互いの欲望と快楽を高め合い続けるのだという。