CV:郷里大輔
概要
『キン肉マン』アニメオリジナルエピソード「地獄の極悪超人編」に登場した極悪超人のリーダー。
初登場時には「ダーティーバロン」と字幕で表示されていたが、声優がロビンマスクと兼任のためエンディングにキャラクター名が表記されず、第126話と第128話のタイトルでは「ダーティバロン」と表記されていたため、公式でも表記揺れが発生している。
キン肉マンの48の殺人技を上回る96の殺人技の使い手で、バロンバスター、バロンドライバー、バロン風林火山と言ったパクリ技やダーティー大車輪等のオリジナル技を使いキン肉マンを苦しめた。
バッファローマンとは義兄弟の契りを交わした仲であり、黒いロングホーンの力でバッファローマンを極悪超人に引き戻した。
最終決戦ではバッファローマンやワイルドバクトと共にキン肉マン達を圧倒。
キン肉マンとの勝負では96の殺人技で次々と48の殺人技を破り、隠し技「ダーティー・デビルサッカー」(対戦相手をサッカーボールに見立て、ロープの反発を利用して何度も何度も蹴り続け、間に器用にリフティングを挟みつつ最後は「死へのゴール」と称して鉄柱に蹴りつける必殺技)でトドメを刺そうとするも、火事場のクソ力を発動したキン肉マンに逆転を許し、ロビンマスクを模したタワー・ブリッジに捉えられK.O.寸前まで追いつめられる。
しかし洗脳されたバッファーマンが助けに入ったため難を逃れ、キン肉マンとのラストバトルはバッファローマンに託される。
その後、唐突に表れた正義の剣によって斬り落とされた黒いロングホーンを突き立てられワイルドバクト共々空の彼方に吹き飛ばされるというあっけない最期を遂げてしまった。
極悪超人の名に相応しい冷酷非道な性格だが、作中ではサブリーダーのワイルドバクト共々キン肉マンや中野さん達のボケに付き合う(しかも律儀に紋付袴やタキシードなど専用の衣装まで着ている)など、コミカルな一面も見せている。
アニメ『キン肉マンⅡ世』に登場したバロン・マクシミリアンには一部オマージュが見られる。