チェチーリア・ガッレラーニ(Cecilia Gallerani 1473年 - 1536年)
- ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァの愛妾。レオナルド・ダ・ヴィンチの『白貂を抱く貴婦人』のモデルとされている。
生涯
- ラテン語を流ちょうに話せ、詩を書き、哲学などの議論のできる才女だったと言われている。
- ルドヴィーコがベアトリーチェ・デステと結婚後も、ルドヴィーコの居城に自室を持っていた。
- チェチーリアは彼の庶子チェーザレを生んでいる。
- ベアトリーチェがチェチーリアの存在を疎ましく感じ始めると、ルドヴィーコは彼女に命じてミラノ公の居城ポルタ・ジョヴィア城から去らせた。
- 1492年にチェチーリアはベルガミーノ伯ルドヴィーコ・ディ・ブランビッラと結婚し、カルマニョーラ城を与えられた。夫とチェーザレ・ボルジアの死後(1514-1515)、チェチーリアはクレモナ近郊のサン・ジョヴァンニ城に引退した。