ファイナルファンタジーシリーズで、チョコボの一種赤チョコボが使う技で、隕石を降らすメテオの一種。
特にFFTで赤チョコボが使用するこの特技は愛らしいチョコボが使うとは信じられない凶悪な技で、トラウマになる人も。
隣接ユニットが持つまじゅう使いアビリティで黒チョコボも使用する事が出来る。
その仕様
ここまでこの技が強いのには、ちゃんと理由がある。
モンスター特有の特技のため、基本的に打ち放題であること。
ダメージもそこそこ高く、相性次第ではカンストHPでも4発で死に追いやるほどの高威力の上に必中、チャージタイムなし、長射程であること。
それでも、これだけならまだちょっと驚くだけの技である。
もっと恐ろしいのはAIが優秀で瀕死の敵を優先的に攻撃すること。
高低差無視を持っている上に移動力も高い彼らに移動後使用可能なCT無しの飛び道具が備わっていれば、MAPのどこにも逃げ場はない。
極めつけは赤チョコボ自体が似たようなステータスでまとまって出現すること。この事から唯一の欠点と言える通常のメテオと異なり単体攻撃であるというのが全く欠点となっていない。
回復をしようにも、あっという間に波状攻撃で沈められてしまう。
運悪く軽装ユニットが標的となったら一撃で沈められてしまう事もある。
更に無属性なので吸収や無効化も不可能ではあるが、受けたダメージをHPではなくMPの減少へと置き換えるアビリティ「MPすりかえ」等のアビリティで間接的に耐える事は可能。
あらかじめ接近前に対策をしておく必要のある、所謂初見殺しともいえる。
当然ながら赤チョコボを仲間にすればラムザ一行も使用可能であり、飼育によって赤チョコボを大量に増やすことも可能。
赤チョコボ軍団を出撃させ、チョコメテオを連発すればボスクラスのルカヴィですら一方的に瞬殺可能。
赤チョコボ軍団に救われる世界というのも何ともしまらない話である。
このようなトンでも性能だった為か、FFTA2では大幅に弱体化している。
黒チョコボはまじゅう使いアビリティが無ければ使えないが、こちらが使用するチョコボールも地味に凶悪な特技となっている。
チョコメテオより射程が短く回避可能な物理攻撃なのだが、物理攻撃を受け止める白刃取りを無視するため、純粋に物理回避力が必要となる。
FF14でもその異様の詠唱の速さや威力で数多くの光の戦士を恐怖のドン底へと送り込んだが、パッチ5.45にて青魔道士の青魔法として実装され、ついにプレイヤー自身が使用可能な魔法となった。
共に戦うバディチョコボを呼んだ状態ならば威力が上がり、その上がり幅も中々。
フィールドで戦う際には心強い魔法となり得るポテンシャルを持っている。