概要
謎の失踪を遂げたドイツの動物学者ペーター・アーマイゼンハウフェン博士氏の残した研究資料を基に書かれた『秘密の動物誌』に掲載されている珍獣の一種。
その名の通り、翼……………と言っても実際にはトンボの様な透き通った翅が生えたカエルたが、著書にはツバサガエルの項目自体が無く、標本のデッサンが掲載されているにすぎない為、どうやら研究レポートとしては完成の日を見なかった様だ。
ちなみにデッサンからツバサガエルには3種類の翅が確認されている模様。
なお水木大御所氏の解釈では、翅を使って空を飛ぶ事もできれば、普通のカエルの様に地上を歩くことも可能とされる。
よって何かしらの理由で翅を失ってしまうと、ただのカエルと見分けがつかなくなる為、もしそうなった場合はそのカエルがツバサガエルなのか、ただのカエルなのかを見分けることは非常に困難となり、新種のカエルなのではないかと発見者をぬか喜びさせる可能性があるのではないかという。