概要
謎の失踪を遂げたドイツの動物学者ペーター・アーマイゼンハウフェン博士氏の残した研究資料を基に書かれた『秘密の動物誌』に掲載されている怪魚の一種。
ちなみに和名は「カゼクイウオ」というらしい。
ピラニアのような鋭い歯も持った二本足の生えた魚で、南アメリカのアマゾン川に生息している。
水陸両用の生物であるらしく、水中にいる時もあれば川岸に直立している事もあるといわれている。
足がある事からも分かるように走る事ももちろん可能で、その鱗は鎧の様に強固で普段は魚を食べているが、人間でも一度噛みつかれれば、簡単にその身を引き裂かれてしまうという。
ちなみに同書には解剖デッサンが1枚掲載されており、それによれば、鰓の部分から後方に伸びる背骨は下腹部方向に若干傾いており、足と骨との接骨部分に大きな関節を形成している事が分かるが、肝心の研究を行っている博士の解説が記載されていない為、詳しい生態については謎に包まれている。