概要
1991年に発売された『秘密の動物誌』で紹介されている幻獣…というよりUMAに近い生き物。
背中に翼の生えたゾウで、空を飛ぶ事ができる。ケニアに生息するとされ、常につがいで活動するという。オスの方がメスよりも大きく、その雄大さ故に神格化されていると言う。また、1941年にクロード・プレムレイなる人物によってその姿が写真に収められている。
名前の由来はaero(空の)+elephant(ゾウ)。
登場作品
妖怪画に姿が描かれている。しかし、ケニアに居ると言う解説の割には、アジアゾウみたいな外見である。
今の所鬼太郎や悪魔くんにも登場していないが、御大が描いた妖怪が一堂に会するカードゲーム妖怪伝に参戦しており、ブースターのパッケージを飾った事もある。
女神転生シリーズ
デビルサマナーに登場。体色はピンク色だが、伝承とは異なり、耳がコウモリの翼のようになっており、これで空を飛ぶものと思われる。耳で空を飛ぶゾウはさすがにアウトすぎるネタのような気もするのだが……(実際、悪魔絵師はそれがモチーフと明言している)。
デビルチルドレンに登場した際のデザインでは、頭頂部と背中に二枚翼の生えた姿で描かれており、耳がチョウの翅に似たデザインになっている等、全体的に本家と比べて原典に近く、それでいで可愛らしい姿にデフォルメされている。
NEOATLASⅡ
「飛象」表記で登場。