原義
木造住宅の工法の一つで、正確には「ツーバイフォー工法」。「2×4」とも表記される。
1830年代に北米で生まれ、日本では1974年に建設が認可された。
その名前は使われる木材のサイズが2インチ×4インチ(38㎜×89㎜)であることに因んでおり、この木材はツーバイフォー材(2×4材)と呼ばれる。
在来工法が柱や梁など「線」で建物の荷重を支えるのに対して、ツーバイフォー工法は「面」で支える構造となっており、外圧を分散しやすく変形しにくいのが特徴。
曖昧さ回避
- 漫画『BUILD KING』に登場する物件及び屋獣。詳細後述。
- ゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するSSR武器。見た目は2×4材。獲得するとキャラクター・ツバサが仲間に加わる。
ツーバイフォー(BUILDKING)
生きた物件「屋獣」の一種で、五獣と称される最強の家の一軒。
名前を含めた各所設定は雑誌連載で登場せず、打ち切り後に行われた大量の単行本加筆で掘り下げられた稀有なキャラクター。
この世を滅ぼす活力を持ち、世界建設が提示している値段(賞金)は100兆ビニー。
こるく曰く地上2階地下2階の3LDKかつ2×4工法で建てられており、3D工法や圧縮工法が主流の昨今では珍しいとのこと。
人間に建てられた存在だが、住民の死に涙を流し、悪に怒りを顕にするなど人間臭い一面も持ち合わせている。
数百年前、ある小さな村でビルドマスターの一族によって誕生。昔から数多の住人との出逢いと別れを繰り返し、同じビルドキングであり、強力なビガーを恐れる釘の塔にとんかちの先祖を殺された事を機に世界を荒野へと変え、以降指名手配されることとなる(だがドネヤンとスミス曰く彼の拘束は不可能、ビル曰くサタンヒルズぐらい)。その際釘の塔を倒すためにビガーで造った怒りの金槌がハンマー島となり、釘の塔の残骸が様々なビガーとして拡散した為大建築紀が始まった。
レンガの先祖も死んだ後、生きる活力を失いかけていたが現代においてとんかちにビガーをぶち込まれ、彼らを住民と認める(ただ、トイレを借りようとするナナは拒否)。
リノベポートに到着した際は人々を驚かせないよう留守を頼まれ、それ以降とんかち達と会うことはなかった。
しかしビルオン試験では二次試験においてサタンヒルズのハカに苦戦するとんかち達の前に現れ、数百年ぶりに人型(バトルフォーム)に変形。ハカを下し、過去の出来事を一通り話す。
ビル・カーペンターが現れた時にはビガーを込めた岩を投げ、彼の居城サタンヒルズまで直撃させた。
サタンヒルズとの激戦後はとんかちとレンガを乗せ、平和を建築すべく再開催したビルオン試験の会場まで彼を運んでいった。
読み切りに登場する同名のキャラと似ているが、関係は不明。
技・能力
- 家力全開 チムニーキャノン
何かの結晶を暖炉に集め、左肩の煙突から巨大レーザーを放つ。
- ピンクビガー
とある部屋に充満させており、入った者の体力を回復させる。
- 怒りの金槌(アンガーハンマー)
ビガーを超巨大なハンマー型に結晶化させ、振り下ろす。