概要
騎士団領の首都ミルザブールの城主にして、騎士団の剣と謳われる、騎士たちのリーダー格。老齢だが戦の手腕は衰えておらず、平和な時代が続き腐敗の進む騎士団で自らの行動をもって手本としようとする。ラファエルを短期間で一人前の騎士に育て上げたのは彼によるところが大きい。
正義感の強い熱血漢で、政治力も兼ね備えるが、少々融通が利かない面も。それゆえに騎士団攻略を任されたヘイトからは目をつけられており、融通の利かない性格を利用され、多くの策略の的になったりも···。そのあたりは見方を変えれば正義感の危うさを(本人の意志による行動ではないとはいえ)見せ付けられるエピソードにもなっている。
ロマサガ・サガミン共通して「騎士団の誇りにかけて」のイベントの最中に選択次第で一時的に仲間に加わる事となる。
短期間の戦力とは言え能力値はこの時点では頭一つ抜けており、頼れる存在。
サガミンではやはり初期能力は高く戦闘開始時のBP値も高いが、BP回復量が非常に低いのがネック。
ロマサガ1では、プレイヤーの立ち回り方によってはなんと死亡することもある。流石にあのイフリート相手に単身向かうというのは無謀すぎた。
サガミンでは妖精の森を利用する事で、ラファエル共々騎士団領以外の場所に連れ回す事が可能。
進行度を進めると「コンスタンツ誘拐」が発生する事となり、「騎士団の誇り」イベント自体は未決終了扱いになるが、「騎士団の誇り」自体がクリアしてもメリットが少ないため手軽に強力な戦力を確保できるメリットの方が大きい。
ただし前述のBP回復値の低さが後々デメリットとなるため、なるべく戦闘不能とならない立ち回りを求められる事となる。
それでも宿敵サルーインに対峙した際のセリフも用意されているなど優遇もされているので、一度は連れ回すのも一興。