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ディンゴ(楽園追放)

でぃんご

アニメ映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の登場人物。自由と音楽を愛する敏腕エージェントである。

「 知恵と根気と体力は商売道具だからなぁ 」

CV:三木眞一郎

人物像編集

山高帽にひげ面(顎髭のみ)の壮年男性。本名はザリク・カジワラ

荒れ果てた地上で生活しながら、ディーヴァの地上調査員として数々の実績を上げているオブザーバー。フロンティアセッター捜索のために逸早く地上へと降り立ったアンジェラの相棒として、彼女と共に捜索の旅に出る。

アンジェラに徴用される以前から保安局情報部とは取引を続けており、「素行不良」と記録されているものの、性格的な扱いにくさを補って余りある狩人としての嗅覚を備えており、総合評価はSランク。

大型ランドローバーで荒野を東奔西走し、オフロードの機動車で戦場を駆け回るタフな男。スナイパーライフルを愛用し、長距離狙撃はもちろん、爆薬を用いたトラップなどでアンジェラの戦闘をサポートする。


飄々とした性格の持ち主だが頭の回転が早く、同時に利に聡い。オブザーバーとは名ばかりで、アーハンの戦闘力を食糧確保に利用したり、不要と判断した装備を売り払って経費に代えてしまったりと、出会って早々に主導権を握ってアンジェラを振り回す。

調査の方針や行動の理由については説明を惜しまず、ディーヴァ側の先入観や見落としの可能性を優先して洗い出すスタイルで、アンジェラとも対等以上に渡り合い、徐々に理解と信頼を獲得していく。何かにつけて「高所恐怖症」を自称し、戦闘や調査などで高所に昇ることを頑なに拒んでおり、高さによらず地面を離れるのが苦手な性分。


ナノハザード以前の音楽文化をこよなく愛しており、アコースティックギターを嗜んでいる。主にロックミュージックを好み、「ロックは全身の骨で感じる」ものと説くなど、こだわりは強い。

仕事ではマテリアルボディの処分を請け負ったこともあり、あっさりと肉体を捨て置いていくエージェントたちには辟易としている様子。アンジェラの外見が他のエージェントに比べて少女寄りであることにも気づいており、説明されるまでは「そういう趣味」だと思っていたらしい。


アンジェラの推察通り、ディーヴァから電脳化のオファーがあったような素振りも見せるが、荒涼とした大地でサバイバルを続けながら「特待市民権を得るに相応しい功績」を上げてきただけあって、電脳空間の住民達とはメンタリティが決定的に異なっており、ディーヴァをあくまでも仕事の相手として扱っている。

限りあるメモリを奪い合う監視社会を築き上げ、ただ生きていくことすら許されないディーヴァと、それでも謳われる「無限の可能性」を欺瞞と断じ、「管理」という名目で魂を縛る牢獄であるとも批判しており、電脳パーソナリティとして肉体を捨てる事を拒んでいる。



関連項目編集

楽園追放 アンジェラ・バルザック フロンティアセッター


ロックオン・ストラトス クルツ・ウェーバー:中の人&スナイパーつながり

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