カードテキスト
効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の融合モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
解説
主な使われ方は(1)の効果で烙印融合をサーチして展開の初動になる事である。
この効果が有名すぎる分灰流うららを撃たれないサーチャーであるため、それを利用して別の烙印魔法罠をサーチし、うららをケアしながら展開すると言った方法も手札次第では取る事が出来る。
後発のスプリガンズ・キットと比べるとデスピア名称持ちなので融合先の選択肢が広く、純粋に手札+1となる点で勝るが、アルバスの落胤のカード名をテキストに持たないので、同時に採用されるカードの一部サポートを受けられない点で劣る。
手札及びフィールドに呼び出す手段としては、烙印開幕か悲劇のデスピアンを経由したおろかな埋葬と封印の黄金櫃となるが、2024/4/1現在全てが制限カードなので意外とサーチ手段には乏しい。
墓地に落ちた後は(2)の効果で自己蘇生が可能で、その際に相手のモンスターの効果を無効にする事が出来る。
融合モンスターが除去されるという条件から対策こそされやすいが、赫灼竜マスカレイドの墓地効果から連鎖的に壁を使ったり、アクセスコード・トーカー等の効果で攻撃力を上げているモンスターの弱体化が狙えるのであって損はない効果ではある。
なお、「いずれか1つしか使用できない」なので、この時の特殊召喚で(1)は使用できない。
烙印及びデスピア内でも重要なカードではあるが、意外な事に「デスピア」に関する効果は持っていない。
これについては背景ストーリーでの立ち回りや、凶導者アルベルのフレーバーテキストと合わせて見ると、自ずと持たない理由を読み取る事が出来る。