概要
リング端に巨大な階段を形成し、その頂上から玩具「トムボーイ(和名パタパタスプリング)」のように階段を勢い良く下降して相手に飛びつき、バネ状の体を絡めて締め上げる。
対戦相手のウルフマン(リキシマン)はこの技を受けながらも固持した肉体を容赦なくバラバラに分断されてしまい、当時の読者に衝撃を与えた。
ちなみによゐこの濱口優も拾ったジャンプでこのシーンを見てキン肉マンに惹かれたという。
対モンゴルマン戦では「闘流極意ネコジャラシ」にて締め上げから抜け出されてしまっている。
なお、TVアニメ版ではその描写があまりにもグロテスクすぎると判断されたためか、締め付けだけでは鍛えられたリキシマンの肉体を破壊できず、捕らえた相手ごとジャンプを繰り返す「ジャンピングマッスルクラッシュ」で肉体の筋組織を壊し、ウルフマンの身体が茶褐色に変色し戦闘不能になるという演出に変更(こちらも残酷描写ではあるが)された。キン肉マンの解説によれば、ジャンプした時の締め付けに抵抗するために筋肉が縮み、着地の際に広がるスプリングマンのボディの動きに着いて行けず、筋肉組織が縮み続けて潰されてしまうらしい。
後のゲームやパチンコなどの以降のメディアでも、同様のデビルトムボーイの技こそ登場するものの、身体を折るという物に留め、体が分断されるといった演出は控えられている。
アニメ『スマイルプリキュア!』にてこれによく似た技が登場し、一部で話題になった。(キン肉マンもプリキュアも制作会社が同じであることや、前述のウルフマンと名前の似たキャラクターが登場しているなどの共通点を見出す者もいる)
完璧超人始祖編にてセットアップ部分が「デビルトムボーイ」で、締め上げは「螺旋壊体搾り」と別名称で分けられた。
更にバネの縁を鋭利に変化させて威力をアップさせる「スプリングナイフ」を披露。
モンゴルマン戦で抜け出されてしまったことへの対策と強化がお披露目となった。
しかしターボメンにエネルギーを注ぎこまれたことでバネの柔軟性を失い脱出されてしまう。