概要
『デリコズ・ナーサリー』とは、演劇作品TRUMPシリーズのTVアニメ化作品。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
2024年8月からTOKYOMX、群馬テレビ、とちぎテレビのほか、BS11と毎日放送で放送。7月は全4回の特番を放送し、その後で本編の放送と言う形をとる。10月以降(2024年秋アニメ)も引き続き特番枠を入れつつ放送が続いており、1クール以上2クール未満の尺と思われる。
高貴なる貴族の吸血種たちによる我が子の育児奮闘記。
時系列は「TRUMP」の13年前、「グランギニョル」「SPECTER」の1年後となる。
ストーリー
名門デリコ家の貴族であり、将来を嘱望されている《血盟議会》のエリート議員 、ダリ・デリコ。
吸血種たちの最高統治機関である《血盟議会》からある任務を命じられるものの、ダリはにべもなく断ってしまう。業を煮やした同期議員であるゲルハルト、ディーノ、エンリケが説得に向かうと、そこには自ら幼子をあやすダリの姿が。
一方巷では、吸血種を狙った謎の連続殺人事件が発生。その黒幕と思われる反社会組織《ペンデュラム》と、ダリの間には、なにやら過去の因縁があるようで……。
『血と誇りにかけて、任務と育児の両立──成し遂げてみせようではないか!』
吸血種の貴族たちによるノブレス・オブリージュ育児奮闘記。 壮麗なゴシックワールド×誇りにかけたドタバタ育児は、果たして両立することができるのか!?
(公式サイトより引用)
関連動画
登場キャラクター
名門中の名門とされる特級貴族家系 デリコ家の当主。
ヴァンプの最高統治機関 血盟議会の特務組織・ヴラド機関勤務。
0歳と3歳児の父。亡き妻との約束を守るために、ふたりの息子の育児に向き合う。
特級貴族家系 フラ家の当主。
3歳児の父。ダリとは血盟議会の同期であり、ヴラド機関勤務。ダリとは反発し合いながらも互いに認め合う関係。
特級貴族家系 ロルカ家の当主。
5歳の双子の父。ダリと同期の血盟議会議員、ヴラド機関勤務。ダリの実力を認めており、常識はずれな言動にも寛容な態度を見せる。
特級貴族家系 クラシコ家の当主。
7歳児の父。ダリと同期の血盟議会議員、 ヴラド機関勤務。
自身の貴族階級と任務に誇りを持ち、育児よりも任務を最優先させる姿勢をみせる。
デリコ家の次男。生後10か月の赤ん坊。
デリコ家の長男、。3歳。
おとなしく甘えん坊で、弟のウルに嫉妬している。
フラ家の一人息子。3歳。
明るい性格で、ラファエロと仲良し。
ロルカ家の双子の妹、ロングヘア。5歳。
両親は仕事で不在がちで、自由に育ったためわがまま放題。
ロルカ家の双子の姉、ショートヘア。5歳。
両親は仕事で不在がちで、自由に育ったためわがまま放題。
- テオドール・クラシコ(CV:安済知佳)
クラシコ家の一人息子。7歳。
大人びており、一人で本を読んでいることが多い。
スピンオフ小説
短篇小説集『デリコズ・ナーサリー -Innocent Waltz-』
(著:Writing Team永遠書簡/総監督 末満健一)
アニメ本編の行間での子どもたちがナーサリーで過ごした時間を描く短篇小説集。
2024年11月18日発売予定。
小説『テオと野良猫の楽園(エデン)』
(著:末満健一)
アニメ本編から5年後の12歳になったテオドールが主人公となる、TRUMPシリーズ初の長篇小説。
2025年1月発売予定。