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デリーター(ヴァンガード)

でりーたー

『デリーター』とは『消去する者』の意。カードでは「根絶者」と表記される。ここでは漫画版『カードファイト!!ヴァンガード』に登場した謎のカード(イラスト後方)を紹介する。
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この記事はネタバレと不確定な情報が含まれています。お気を付け下さい


衝撃登場(漫画版ネタバレ含む)編集

漫画版『カードファイト!!ヴァンガード』第0巻にて登場した、櫂トシキ及び三和タイシヴァンガードを教えたという少年、伊吹コウジ。彼はが引っ越したのちにヴァンガードをやめていたと言うが、いかなる理由かによって再びヴァンガードを始める。フーファイター達の所属する福原高校で、唯一フーファイターに所属してないという彼は、新城テツの送り込んだファイターたちを次々と撃退。その実力を確かめるべく、遂にテツ本人が伊吹にファイトを挑む。

「まるで手ごたえがない」と彼のファイトを酷評するテツだったが、伊吹は次の瞬間、雀ヶ森レンを否定するかのようなセリフと共に、謎のユニット、『ドッキングデリーター グレイヲン』にライド。テツはソウルをすべてドロップされ、ヴァンガードサークルには裏向きのカードがただ一枚置かれるのみ……。『消えて終わり(デリート・エンド)』という耳慣れない条件で、テツは敗北してしまう。

立ち去る伊吹にテツはそのユニットはなんなのかと問う。伊吹は「こいつがあったからこそ俺は再びヴァンガードファイターになった」と言い、去って行く。


要約編集

漫画版ヴァンガードはアニメとは多少の違いがある展開をとっているため、『リンクジョーカー』が出現していない。『場のカードを裏向きにする』という現象は『呪縛(ロック)』と非常に似ているため、『消去(デリート)』の効果は『呪縛(ロック)』の代わりに登場した効果であると推測される。

現在明らかになっているユニットは『ドッキングデリーター グレイヲン』のみであり、このユニットは名前と『デリート能力』をもっていること以外が明らかになっていない。

『デリーター』はクラン名なのだろうか。それともほかの何かを示す言葉なのだろうか。今後に注目が集まっている。


デリート・エンド(消えて終わり)編集

ヴァンガードが裏向きにされ、強制的にゲームオーバーになる敗北条件と思われる。この圧倒的な力の前に、福原高校のヴァンガードファイターはなすすべもなく敗れ去った。


ただし多少ネタバレになるが、現時点でのデリート能力には特殊な勝利条件は無い。これが「ファイナルターン!!」と同じような単なる決め台詞なのか、この先「星輝兵 “Ω” グレンディオス」のような特殊勝利できるユニットが登場するのかは不明である。


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ネタバレ編集

『劇場版カードファイト!!ヴァンガード』で上映される新作アニメ「ネオンメサイア」にて、伊吹コウジが登場することが判明。劇場版及び実際のカードゲームでの『根絶者(デリーター)』は、リンクジョーカーに所属するユニットである。また、劇場で根絶者のカードを含むトライアルデッキ「凶星の根絶者」が先行発売されることも決定した。


「デリート」とは、簡単に言うとヴァンガードを呪縛する能力で、デリートされたヴァンガードは呪縛ユニットと同様、持ち主のターン終了まで裏返される。

呪縛ユニットとは異なり一応ブーストやアタック、ドライブチェックは可能だが、ヴァンガード自体のパワーは0として扱われる上、効果テキストが一切無効となる。


デリートされたヴァンガードはターンが経過するか、他のユニットにライドすることで元に戻る。つまり、いわゆる「張り替え」が有効。パワーと能力以外はデリート前のユニットを参照するので、ツインドライブ!!やクリティカルは失われないが、パワーが0になるので攻撃をヒットさせるのは至難の業である。


設定上では、ファイターがライド(憑依)しているユニットの存在を一時的に消し去り、スタンドアップする前のか弱い霊体に戻してしまうということらしい。

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