CV:ファイルーズあい
概要
シャドウガーデン「七陰」第四席。
二つ名は「暴君」のデルタ。
「七陰」の中でも突出した戦闘能力を持つが、戦い方が荒々しく、人にも物にも破壊の限りを尽くす。
口癖は『~です』。
犬系の獣人。とある一族の出身で相当な実力者であったが、『悪魔憑き』発症のせいで一族の里から放逐され死にかけていたところを、シドとアルファに拾われた過去を持つ。
人物
端的に言うと「アホの子」。
出身の一族というのが「力と強さこそ正義」という考え方のコミュニティであったため、シドとアルファに対しては絶対服従。特にシドのことは「ボス」と呼び、シドの言明は何よりも優先する。
剣術を学んでも憶えられないほどの脳筋だが、彼女自身の野生の勘と膂力は技術の無さを補って余りあり、幼少よりシャドウをして「脳ミソに欠陥さえなければ、この世界で覇権を握っていただろう」とさえ言わしめる獣人という種族の中でも際立ったセンスを持っていた。
力任せに繰り出される剣・爪・牙の威力は「破壊力」と称した方が良いレベルで、ビルなどの建築物でも簡単に輪切りにできるほど。更に本気を出した場合には『鉄塊』と渾名されるスライムソードを振り回す。
作戦時では切込隊長として先陣を切り、単身でもカチコミ要員として活躍する。
もっとも、その高過ぎる戦闘能力は欠点でもあり、毎回必ずと言っていいほどに建築物などを破壊してしまう。本人の性格もあり隠密活動に向いておらず、暗躍がメインの物語においては出番低下につながっているか。アルファ曰く「やり過ぎ」。
五感にも優れており、シドがスライムスーツを駆使して変装しても、臭いや声色、仕草などで即バレてしまうほど。
肉が好物であり、また果物も好きな模様。彼女が狩った獲物の生肉を食する姿を見て他の七陰が興味を持ち、シドの「陰の叡智」を聞いてローストビーフを再現。ミツゴシ系列の高級料理店やホテル等の高級料理の一品となっている。
一方でチョコレートはその甘い匂いが彼女の優れた嗅覚には甘ったる過ぎる様で、チョコレート関係のシナリオではチョコを嫌っている描写が多数の媒体で描写されている。
関連タグ
一方…
スピンオフ作品である『しゃどーがいでん』ではエピソードの起点役や爆発オチ的な〆役をこなし、本編よりも出番が多い。