概要
富山県富山市五福末広町にある、富山地方鉄道富山軌道線呉羽線の停留場。
その名の通り、トヨタモビリティ富山Gスクエア五福店が周辺にある。
1916年11月22日に富山電気軌道の新大橋西詰停留所として開業。1920年に富山市に経営が譲渡され富山市営軌道となった。
1926年7月21日に越中電気軌道が付近に延伸し連隊橋駅を開業。1934年に同駅は新富山駅に改称された。
1937年に富山市営軌道の停留所は富山大橋西詰停留所に改称するが、後に越中電気軌道に合わせ新富山駅前停留所に改称する。
1943年に富山地方鉄道が設立し、越中電気軌道は射水線、富山市営軌道は呉羽線に改称。
1945年に富山大空襲で射水線の駅舎が焼失するが、1か月足らずで運行を再開。呉羽線を含む富山市内線の復旧は1946年を待つことになる。
1980年に射水線廃止に伴い新富山停留所に改称。
2012年に五福交差点東詰の現在地に移転した。
長い駅名
2015年3月14日に富山トヨペット本社前(五福末広町)停留所に改称。この時点で長年日本一長い駅名を保っていた南阿蘇鉄道南阿蘇水の生まれる里白水高原駅を抜いて表記数17文字、かな表記24文字の日本一長い駅名となった。
これは停留所付近に本社を構えた富山トヨペットが命名権を獲得したことに伴う改称だった。
2020年に京福電気鉄道北野線等持院駅が等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅に改称し日本一の座を明け渡すことになったが、富山トヨペットが企業統合に伴いトヨタモビリティ富山に改称、さらに本社が移転したことに伴い本社最寄り停留場ではなくなったことから現駅名に改称。
表記数26文字(スペース・括弧含む)、かな表記32文字と日本一長い駅名に返り咲いた。
関連タグ
…停留所ではなく駅としては現在でも日本最長の駅名となっている。
…2023年4月27日に西大町前停留場から改称。かな表記が同じく32文字で最長タイ。
戸塚安行駅…2023年5月1日に副駅名を制定。副駅名を含めると、
戸塚安行(建物の総合プロデュース 一級建築士事務所デザインライフ株式会社 最寄駅)と日本最長の駅名になる。
津駅…日本一駅名が短い駅。