概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』における4人のトレーナーを示すタグ。
当初は姉妹であることが未確定であったために「姉妹」の呼称は便宜上のものであったが、のちに本人たちが「姉」「妹」などと呼び合う描写が見られるようになり実の姉妹であることが分かった
本名
コミカライズ版『アイドルマスターシンデレラガールズニュージェネレーションズ』では「青木」と名乗っており、他のコミカライズ作品でも共通の名前が用いられている。
『あんさんぶる!』の脚本担当の樫葉ハルキが「オリジナル設定ではない」と答えていることからも、これがある程度公式な設定であることが示されていた。
… | タグ名(ゲーム内名称) | 本名 | 誕生日 |
---|---|---|---|
長女 | マスタートレーナー | 青木麗(あおきれい) | 12月10日 |
次女 | ベテラントレーナー | 青木聖(あおきせい) | 9月10日 |
三女 | トレーナー | 青木明(あおきめい) | 6月10日 |
四女 | ルーキートレーナー | 青木慶(あおきけい) | 3月10日 |
ゲームおよびアニメでは、アイドルたちから「トレーナーさん」と呼ばれることが多い。
本名はめったに呼ばれないが、『スターライトステージ』のコミュでは、トレーナーがベテラントレーナーを「姉のセイ」と呼ぶ場面があり、「秋風に手を振って」コミュでは全員の名前が漢字表記込みで明言された。
誕生日は全員3の倍数月の10日で下から順に並んでいる。
ちなみに血液型はO型がいない。
声優
『シンデレラガールズ』ゲーム本編では、まだボイスが実装されていない。
アニメ版で初めてボイスがつき、全員藤村歩が担当している。
ゲームでは、『スターライトステージ』で初めてボイスが実装された。
ボイスドラマではアニメ版のサイドストーリー『NO MAKE』やコミカライズ作品『WILD WIND GIRL』オリジナルCDに出演。
2022年11月28日より、全員の声優が佐倉綾音に変更となった。恐らくはアニメ化予定の『U149』の原作でトレーナーにも出番があるためと思われる(その後アニメU149第1話でルーキートレーナーが出演している)。
ゲームシステム上での扱い
システム上は、パッション属性のアイドル。
ただし、本来のアイドルではないために枠の色は区別されており、パッションの黄色ではなく緑色となっている。
特訓後カード(+カード)が存在しないため特訓はできない。
また、最大レベル1なのでレッスンの意味もない。
加えて攻防ともに最低クラスかつコストが最大の999であるため、ライブでは戦力にならない。
彼女らの仕事はアイドルたちのレッスン相手となり、経験値を与えることである。
システム上は普通のアイドルと同じ扱いであるため、一応彼女たちの育成も可能。
ライブで勝ったりお仕事時に手札にいれば親愛度も上がるので、パッションの親愛度ボーナス獲得に役立つ。
また、強くないだけでフロントに入れることもできるため、過去には相手にわざと負ける「殴られ屋」の筆頭として利用されることもあった。
現在ではプロダクションマッチフェスティバルなどではトレーナーをデッキに入れた場合には特殊な処理がされる。
コストが999なので守フロントの2番目に置けば3人目以降がコスト不足で出られなくなるため、通常にプレイしつつ道場も兼任するプレイヤーの守フロントに登用される事が多い。
(プレイしない道場はリーダー以外女子寮に入れて『単騎道場』にすればよいのだが通常にプレイする場合は単騎では発揮値が心許ない)
トレーナールーム
2014年5月にトレーナーさんを無制限に入れられるトレーナールームが追加された。
女子寮がトレーナーによって圧迫されるという状況が無くなったが、各種情報はリセットされるので注意。
トレーナーガチャ
2015年7月に、トレーナー姉妹だけが出現する「トレーナーガチャ」なるものが追加された。
1回2000友情ptを消費して無印のトレーナー姉妹の中から1人獲得できるものだが、このコストはローカルオーディションの10倍。レアメダルを獲得できるローカルオーディションの方が遥かに得であるため、かつての「超得ショップ」同様、意義を見出しづらいガチャとなっている。
スターライトステージ
彼女たちのレッスンを行うトレーニングチケットとしての登場。アイドルではなくアイテム扱いのため、ステージで踊ることはできない。
ライブ終了時の報酬やローカルオーディションガシャ等で、アイドルの代わりに排出される。1時間排出率が上がるトレチケタイムというイベントも毎日開催されている。
ベテトレとマストレは特技レベルを上げる事が可能で、長年プレイしているとダダ余りになりがちなモバマスと比べると(余剰となるR以上のアイドルの供給=課金が少ないほど)プレイ期間を問わず格段に重要なリソースとなる。
全員にO.S、S.L、浴衣、真冬、バレンタインとバージョン違いの限定版が実装されており(用途は特技レベル上げで、通常版よりずっと強力。ルキトレですら上がる)、複数衣装でトレーナーファンの需要にも応えている。
チケットとなって何万人何千人ものトレーナーがトレーナールームに同居する光景から開放される一方、一定時間でトレーニングチケットが貼り出されるチケットボードがルームアイテムとして購入・設置可能。
限定トレチケは原則的に季節合わせのキャンペーンで登場する。場合によっては全部まとめて登場することも。
イベントコミュでは、歌唱メンバーが5人に満たない楽曲イベントが増えるにつれて、掛け合いの相手としてトレーナーが出張るというパターンも増えていった。
例えば前述の「秋風に手を振って」が顕著な例で、歌唱メンバー3人以外のアイドルは登場せず、ほぼ全編にわたってルーキートレーナーが登場している。
しかし、2019年4月に担当声優の藤村歩が無期限休業となったため、同時期からは一転して登場しなくなり、振付師などの役柄を振られたシルエットモブが代役として登場することが多くなった。
それから時は経ち、2021年3月に開催されたイベント「躍るFLAGSHIP」のコミュでついにベテラントレーナーが再登場を果たした。ただし、藤村氏が依然休業状態のためボイスは実装されていない。
その後前述の通り2022年11月に担当声優が佐倉氏に交代となり、交代発表直前のイベント「LIVE Infinity」のコミュより佐倉氏のボイスがあてられるようになった。なお、既存のコミュのボイスの変更はしないとのこと。
アニメでの扱い
ベテラントレーナーはダンス、トレーナーはボーカルのレッスンを担当。
ルーキートレーナーはレッスンの指導はしておらず、アイドルたちのサポートに回っている。
マスタートレーナーは新体制シンデレラプロジェクトやトライアドプリムスなどのユニットを対象によりレベルの高いレッスンを担当している模様。
登場は個別だったが、最終話で姉妹全員が集結した姿が描かれた。
その他のトレーナー
シンデレラガールズのトレーナーとは別に、アニメ版無印にもトレーナーが登場する(コーチなど別の表記の場合あり)。
ダンストレーナーとボーカルトレーナーで、いずれも本名は不明。
声優はアニメ版と劇場版で異なり、ダンストレーナーは順に世戸さおり/御沓優子、ボーカルトレーナーは川島悠美/慶長佑香である。
765プロが借りているレッスンスタジオ専属のコーチのようである。
また、ゲッサン版ミリオンライブにもトレーナーとして登場している。
アニメ版SideMにも引き続き登場。315プロも同じレッスンスタジオを借りている様子。
声優は再び変更され、ダンストレーナーは渡谷美帆、ボーカルトレーナーは大津愛理(第1話はそれぞれ別の役でクレジット)。
アニメ版シンデレラガールズにも、島村卯月がデビュー前に通っていた養成所のコーチが登場する。
声優は白石涼子であり、サイドストーリー『NO MAKE』にも登場する。
関連イラスト
ルーキートレーナーは後から登場したため、3人のイラストも多い。