『装甲騎兵ボトムズ』の本放映時に発行されていた模型雑誌『デュアルマガジン』に掲載されたアーマードトルーパーで、アニメには登場せず模型として正式に発売されてもいない。
以下の2機種がある。
ATH-08ST ドメスティックグース
STとあるようにスタンダードとなる機体。
スタンディングビートルを改良発展させたヘビィ級AT。ビートル系とトータス系の中間のような外観を持つ。その完成度は平行して量産されていたスコープドッグと肩を並べていたが、ヘビィ級ATに共通する機動性が劣悪という問題も抱えていた。
ATH-08WR ドメスティックグース
ATH-08STの湿地環境に対応するための改修機で、WRはウォーターレジストの略。
マーシィドッグのような水上戦闘を目的にしたヘビィ級AT。湿地戦用装備としてスワンピークラッグが追加されている。しかしグライディングホイールは廃止されており、ローラーダッシュができない。スタンディングタートルやダイビングビートルが就役する前は、本機とマーシィドッグがギルガメス軍の湿地戦を支えたとされる。