ナザ・ア・ジャーブ
なざあじゃーぶ
フフ、そう……「熱狂」だ。
この俺、ナザ・ア・ジャーブが生きる目的。
それは決して金や名誉、まして義理や人情でもない。
すべては……「熱狂」……!
耐えられぬ渇望、内に秘めた快楽への衝動……!
甘き死に酔いしれる……これほどの「熱狂」があろうか!?
MMORPG「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」に登場するNPC。
男性。ミコッテのムーンキーパー族。
常にブラックデスマスク(片仮面)を身に着けている。
「黒死の奏者」の異名で知られる凄腕の何でも屋で、かつては冒険者ギルドに所属する冒険者であったが、冷酷な性格や非道な所業が問題視され追放されており、今は非合法な依頼に手を染めている。
天才的な剣技の持ち主であり、また格闘術や投げナイフ、銃なども使いこなす実力者。
リムサ・ロミンサの冒険者ギルド長バデロンをして「エオルゼアでも5本の指に入る」と評価されるほどで、作中でもルーン・ガーを無手で一蹴し、サハギン族の英雄ノォヴをも下している。
普段は尊大な態度を見せながらも冷静な性格をしており、突然の襲撃にも驚くこともなく対処するなど正に強者としての威風をはらう。
依頼については「金のため」と割り切っており、内容や依頼主の善悪などに興味を示さないが実力は確かなもので、光の戦士や蛮族たちが追いすがる中で目的を達成するなど凄腕の名に恥じない能力を持つ。しかし依頼さえ達成すればその後はどうでもよい、といった姿勢であるため例えば依頼人にドラゴン族を捕えて提供した後、わざとドラゴン族を暴走させ巻き込まれた依頼人が命を落とすなど、非道な所業も平気で行う。
「熱狂」という感情に強い執着をしている。
命を削り合うような激戦の上でつかみ取る勝利こそが「熱狂」であるとしており、自身に立ち向かう者や強敵が現れた際には歓喜し、多弁になり強く興奮した言動を見せる。
一方で自身の実力を過信せず逃走手段を必ず用意しており、劣勢時には迷わず逃げを選択できる強かな部分も見せる。
蛮族クエスト(友好部族クエスト)のエキストラストーリーで登場し、エオルゼアを騒がせる蛮族にまつわるある重大事件を引き起こしている実行犯として暗躍する。
なお漆黒編では蛮族エキストラストーリーがないため登場しない。
- 光の戦士とは風呂に入っていたり水浴びをしていたりとやたらと水場で遭遇しており、ヒョウ柄のパンツ一丁で現れる。そういう格好でも落ち着いて話をしてくれる謎の貫録を見せる。
- 紅蓮編以降音沙汰がなかったが、暁月編の友好部族エクストラストーリー後に スワルナの大蔵 と カフェ「ラストレムナント」 に設置された ラジオ受信機 から流れるニュースにて「仮面をつけたミコッテ族の冒険者」について報道。あの後どうにかして生き延び、光の戦士の預かり知らぬ所で相変わらず悪事を働いてるらしい。