「ナナコオリ、です…」
「ねっクマリン。一緒に頑張ろうね」
プロフィール
概要
『ゼノブレイド2』に登場する、レアブレイドの一人。
白いコートを着用し、傍らには常にシロクマ…のような生物に見える「クマリン」が付き添っている。
イベントや移動時には常にクマリンの右肩に抱えられており、あまり地面に降りることはない。
反面戦闘時には地面に降りてドライバーにエーテルを送り込んでいる。
…がブレイド自身が攻撃する必殺技はすべてクマリンが屈強な肉体を駆使して肉弾戦を行っている。
人物像
おとなしく気弱で人見知りなため自分にあまり自信が持てず、それを少しでも変えたいと思っており、キズナトークで楽器が弾けると教えてくれる。
ある時グーラで弾き語りの少女を励ますために楽器を披露、その場に居合わせたノポン族の音楽プロデューサーである「クピィタピィ」(通称:ピィ)のスカウトに乗る事になり、スペルビアでコンサートを開くためファン5000人を目指すことに。
ブレイドクエスト
多くのブレイドクエストが「イベントを起こし、色々な事件や依頼を解決する」ものである中、彼女の場合戦闘が一切発生せずにボーカル・ルックス・ソウルのレッスン(傭兵団任務)だけで進めていく、すべてのレッスンは一律10分で終了するが、スタンプが一定する集まると解放されるドサ回りの任務も達成する必要がある。
一応レッスン時間である10分も他のフィールドスキル持ちを同行させることによって最短2分にまで縮めることができるが、当然傭兵団任務に出している間はブレイドとして戦闘に参加できないため、「育成したいのに、いざ育成しようとするとブレイドとして使用できない」というジレンマが付きまとう。
ユニークモンスター撃破や他のブレイドクエスト、ハナの強化に必要な「TIGER!TIGER!」などそれなりに時間がかかるものの合間にやると効率的。
ひたすらにレッスンをこなしていく状態をプレイヤーからはいつしか「ナナコオリのアイカツ」(ナナカツ)と揶揄されるようになる。
ただしキズナリングが比較的楽に解放できる四段階目の状態でも十分実用的であるため、ストーリー攻略中はそこでとどめて置き、クリア後のやりこみやアップデートで追加された二周目に向けて消化していくのが(精神衛生上でも)妥当か。
このレッスン任務は「傭兵団任務完遂」の結果を短時間で獲得できるので、随伴するブレイド(コモンの大半、一部はレアも)のスキルリング経験値をどんどん稼ぐ事ができ、他ブレイドを実戦レベルに引き上げる初期スキルレベルアップに重宝する。そちらの意味で「ナナコオリブートキャンプ」呼ばわりされたりも。
能力
属性 | 氷 |
---|---|
ロール | 回復 |
武器 | ナックルクロー |
物理防御 | 10% |
エーテル防御 | 30% |
補正 | 素早さ10% |
必殺技 |
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ブレイドアーツ | デバフ消去 |
バトルスキル |
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フィールドスキル | ハーモニー、魚類学、忍耐力 |
アシストコアスロット数 | 1 |
おとなしい性格なためか、必殺技やスキルは全体的に回復に関する効果が多い。
特にブレイドスイッチ時に回復というバトルスキルはナナコオリ以外に所持しているレアブレイドが存在しない。
相性がいいのは回復のエキスパートであるニアに加えて、レックスを回復役として運用する場合にも選択肢に挙がるか。
ただし、クールタイムが最低の1しかなく(信頼度をSにしても2)、アシストコアの枠も1つしかないため効果的に使うにはドライバー側にもなんらかのテコ入れが必要。
余談
イラストレイターが「マクロスF」のキャラクターデザインを務めた江端理沙氏であるため色や髪形は違うが顔つきなどは似ており、音楽を志す経緯なども含めて某超時空シンデレラを連想させるかもしれない。
戦闘勝利時にクマリンに抱きつくモーションはモノリススタッフ入魂の一品。アイディアを出した江端女史も「本当に実装してくれるとは」と喜んだそうな。
名前の由来は恐らく「斜子織り」。日本の絹織物の織りパターンの一つで、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)のどちらも複数の糸を撚り合わせずに並べ、これを平織りしたものをこう呼ぶ。