ナンシオヤニラミ
3
なんしおやにらみ
スズキ目 ケツギョ科 オヤニラミ属の淡水魚。
標準和名 | ナンエツオヤニラミ |
---|---|
旧和名 | ナンシオヤニラミ、チュウゴクオヤニラミ、ハイナンオヤニラミ、カイナンオヤニラミ、ハクトケツギョ |
学名 | Coreoperca whiteheadi |
分類 | スズキ目 スズキ亜目(またはサンフィッシュ亜目) ケツギョ科 オヤニラミ属 |
体長 | 20~30cm |
分布域 | 中国南部(雲南省・折江省・広西省)、海南島、ベトナム |
25cm程に成長し、日本のオヤニラミより大型になる。
日本ではナンシオヤニラミの名で観賞魚として稀に流通する。
外来種問題
宮崎県の大淀川で2017年に撮影されたオヤニラミ属が本種であることが2024年8月に判明した。
それに伴い、和名もナンエツオヤニラミに改名されている。
その後見つかって居ない事から幸い定着はしていない様だが、油断は禁物である。
この河川ではオヤニラミが国内外来種として、コウライオヤニラミが国外外来種として定着しており、在来種に甚大な被害を及ぼしている。
ここまで様々なオヤニラミが見つかるとなると、複数人の飼育遺棄ではなく、一個人が意図して放流した可能性が極めて高いと見られる。
放流した人は全てのオヤニラミ属を同じ場所で見たかったのだろうか?
最後の1種であるCoreoperca liuiまでもが放流されない事を願うばかりである....
コメント
コメントはまだありません