CV:藤井ゆきよ
概要
サヴァロンの遊技場にいる魔獣使いの無口な少女。「魔獣使い」のアスタリスク所持者として登場する。
流れの曲芸団にいた頃にサヴァロン周辺の夜盗の襲撃に合い、その最中にはぐれて天涯孤独となった所をバーナードに拾われた。その後は現在に至るまで、曲芸団にいた頃から仲の良かった魔物達と一緒にサヴァロン内で住居を宛がわれて暮らしている。
人物
かなり内向的な性格で口数が少なくあまり感情を出さないが、魔獣使いである事から魔獣にとどまらず動物にも愛情深い優しい心を持っている。ただし、彼女自身が流れ者という理由で街の人々からはあまりよく思われていない(一部例外の者もいる)。
自身の恩人であるバーナードに付き従って彼の行動をサポートしている。その行動に陰謀がある事は理解しているが、彼の期待に応えられないと「捨てられてしまう」という恐れから命令に従っている。
セス達に対しても彼らが善人である事を承知している。その為、本当は戦いを好まない性格だがクリスタルについて調査を進める彼らの前に「忠告」をした後…。
その後のニハル
バーナードにはやはり恩義があった事は確かで、サヴァロンの騒動が一段落ついた頃にバーナードから命を助けられた事や彼の意外な過去を語った。
ハルシオニア・サヴァロン・ウィズワルド・ライムダールの連合がホログラードの侵攻に立ち向かう際にはサヴァロン新王ポール・マイヤに魔獣使いの能力が信頼され、光の戦士達に協力した。
混乱に翻弄されたサヴァロンの復興の為に遊戯場で魔獣使いの演目を任される事になるほどにニハルはついに流れ者の孤独から救われる事となった。
魔獣使いのアスタリスク
概ねの概要は魔獣使いを参照。基本的にはFF5の魔獣使いと変わらないが、今作では魔物の種類を複数捕獲できる上に同じモンスターも複数所持できる。投網を敵に投げつけて敵の体力に応じた確率で捕獲する。ただし、ボス・強敵・人間等は捕獲できない。
捕獲したモンスターは一度出すと消費した扱いになる。今作には召喚士はおろか召喚魔法が存在しない為、代替的なものと言える。
ネコミミフードの民族衣装なのが特徴。なお、エルヴィスとアデルだとネコミミフードではなくまんまネコミミすぎるヘアバンド(?)。
余談だがバーナードの手記によると、魔獣使いのアスタリスクは元々ホログラードの軍人が所持していたらしいが、ミューザ襲撃の際に真っ先に倒された所でバーナードか回収したとの事。
(ここからは想像の域でしかないが、グローリアの「スローンのお陰で風のクリスタルは強奪を免れた」という言葉、またホログラードが風のクリスタルを求めていたことから、この軍人はスローンと戦い返り討ちにあったと推測される)